ひんやりしっとり『カントリーマアムアイスサンド』はアイスとクッキーのハーモニーが癖になる

 

株式会社不二家(東京都文京区)のカントリーマアムといえば外はサックリ中はしっとりなチョコチップクッキーだ。だが『カントリーマアムアイスサンド』は一味違う。なんとカントリーマアムを砕いて、アイスに混ぜてしまったのだ。はたして、どんな味がするのか。全国の不二家洋菓子店とデイリーヤマザキで発売中なのでゲットしてみた。

 

満足感があるボリューミーなサイズ感

1984年に誕生したカントリーマアム。子供のおやつや、仕事や家事の合間につまんだりと誰でも一度は食べたことのあるであろう定番のお菓子だ。かつては一袋の中に30枚入りの時代もあったが、今や20枚が当たり前。今回のアイスサンドに関しては、1袋の中に1つの梱包だ。しかし、カントリーマアム本来のサイズ感が一口サイズであるのと比べると、なかなかにジャンボ。直径80ミリは伊達じゃない!

 

カントリーマアムのアイスといえば、赤城乳業株式会社(埼玉県深谷市)とコラボしたアイスバータイプを想起していた人もいるかもしれないが、今回は形状が全く違う。

昔懐かしい見慣れたデザインの梱包を剥がすと、出てきたのは意外とつるりとして見える整った形のアイス。カントリーマアムといえばくちゃっとした形のイメージだけれども、まるでどら焼きみたいなまん丸のフォルムである。

手にのせると大きさがお分かりいただけるだろうか

手にとってみると、しっとりとしたクッキー生地。ちなみに外側のクッキー生地はカントリーマアムではないという。

 

気になるお味は・・・?

いまのところ見た目からはカントリーマアム感は感じられないが、はたして、『カントリーマアムアイスサンド』のお味はいかがなものか。

いざ実食!

かじってみると、ザクッザクッとした食感が小気味良い口当たり。気になるカントリーマアムが混ぜ合わされたアイスの味は、とっても優しい甘みがある。サンドしたクッキーとアイスの調和が程良くて、これはいくらでも食べられそう。

外側のクッキーは気をつけないと、ぼろぼろとこぼれてしまうので注意が必要。皿で受けるようにしておいたほうがよさそうだ。食べ進めていくと、凍ったチョコチップがガリッと音を立て、口の中に甘みが広がる。このガリッとするチョコチップの口当たりはまさしくカントリーマアムだ…!

 

美味しいけど食べ過ぎ注意!?

成分表を覗いてみると、なんとカロリーが244キロカロリーもあるのにびっくり。食べ応えは軽いので、いくらでも食べられそうな味わいだが、そのエネルギー量はご飯一杯分。カントリーマアムの標準的な一枚のカロリーが48キロカロリー程度であることを踏まえれば、実に一枚で5枚分のカロリーを有していることになる。

一枚の値段は230円(税抜)。お値段は大きさ的には、半分に割っても満足感は失われないので、兄弟や友達、恋人同士でシェアして食べるのもアリかもしれない。アイス自体の量はそこまで多くないので、寒い冬に食べるアイスとしては体も冷え過ぎないからちょうど良さそう。冬アイスにぴったりの一品だ。

 

この冬は是非、暖かい部屋やこたつでぬくぬくしながら「カントリーマアムアイスサンド」を食べてもらいたい。

 

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瀧本 智也: