近年の激辛ブームを支えたセブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」が発売されて今年で10周年。これを記念しセブン&アイグループと日清食品株式会社はシリーズ初となる焼そばのカップ麵、『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば』を新発売した。「蒙古タンメン中本」のメニューにない完全オリジナル商品だが一体どれほどの辛旨さなのだろうか?
おのれ、ひよったか!? 中本好きにはちょっと物足りない辛さかも…
「蒙古タンメン中本」といえば女性にも人気の高い激辛ラーメン店として有名だ。記者が利用した時もお客の半分ほどは女性だったと記憶している。
どうしてこんなにも長く多くの人に愛されているのだろうか。調べてみると「蒙古タンメン中本」はただ辛いだけでなく旨味を感じられるのがポイントで、辛さと旨さを併せ持つ旨辛な味わいに虜になっている人が多いようだ。
このたび発売10周年を記念して、「蒙古タンメン中本」店主監修のもと、セブン&アイグループと日清食品株式会社(東京都新宿区)は『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば』(176gうち麺130g・希望小売価格 税抜218円・2018年10月22日発売)を共同開発。実はこの商品、店舗では提供されていないメニューだ。
しかし同店の魅力は旨辛さにこそあり、必ずしもタンメンである必要はない。その証拠……というわけではないが『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば』のほかにもメニューにはない「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨飯」や「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊」が同時発売されている。
それでは早速その旨辛さを味わってみよう。
中には粉末ソース、液体ソース、中本特製辛味噌風味マヨが封入。これらを取り出し、お湯を入れて5分。
かやくは、キャベツ、チャーシュー、人参、キクラゲの4種。ソースには唐辛子や味噌、ニンニクの旨味が入っており、同店の味わいのベースとなっている。
辛味噌風味マヨこそが中本らしさを引き出す深みを与える。
粉末ソースと辛味噌風味マヨは蓋の上で温めないようにご注意。
辛みは得意な記者だが、初めて食べる味にはどうしたって緊張する。
一口食べるとソースとマヨネーズの濃厚な味わいが広がり旨みも抜群。きくらげやキャベツの食感もあって食べていて楽しい。
肝心の辛さはどうかというと、実は激辛商品の中ではかなり控えめ。確かに辛いし食道は熱を持っているのだが水を飲みたくなるほどではなかった。
とはいえ、辛いのが苦手な人はご注意。次の段階に進みたい人におすすめだ。
全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート等、セブン&アイグループ各店で発売中。