大王製紙「いいね!」の数だけ生理用品を途上国に SNSを使ったCSRが成功、早くも100万いいね獲得

大王製紙のCSRは同社製品の支援

大王製紙株式会社のユニークなCSR活動が話題になっている。SNS(Instagram/Twitter)にてハッシュタグ「#ハートサポート2018」を投稿、それに集まった「LIKE(いいね!)」の数だけ、途上国に同社の生理用ナプキン「エリス コンパクトガード」を送るというものだ。

「ハートサポート2018」は、2018年10月11日(国際ガールズ・デー)より開始。そして、わずか7日で112万2,739LIKE♥(いいね)に到達。これにより目標としていた上限の100万LIKE♥(いいね)にあたる100万枚の生理用ナプキンの支援が決定。またいまだ多くのいいね!が集まっているため、支援上限を100万枚から200万枚に拡大する。

CSRとして世界の女性をとりまく環境を考えさせる

今回のプロジェクト「ハートサポート2018」は「エリス コンパクトガード」の発売と、2019年に「エリエール」ブランド誕生40周年を迎えるにあたり、同社の理念『世界中の人々へやさしい未来をつむぐ』をCSR活動として形にしたもの。

「世界中の人々の豊かな暮らしを実現するために、同支援活動を通して、世界の女の子を取り巻く環境について考えるきっかけになれれば」というものだ。実際、途上国ではそういった用品も普及しておらず、それには女性の地位、貧困、衛生など様々な問題をはらんでいる。

「ハートサポート2018」プロジェクト詳細

◆参加募集期間:2018年10月11日(木)~12月19日(水)
◆概要:
SNS(Instagram/Twitter)にてハッシュタグ「#ハートサポート2018」がついた全投稿に集まった「LIKE♥(いいね)」数を集計し、同数の生理用ナプキンを支援いたします。
※支援する生理用ナプキンの枚数は、200万LIKE♥(いいね)にあたる200万枚に上限を拡大いたしました。
◆支援先:ケニア ナイロビのキベラ地区 日本の小学校・中学校にあたるプライマリースクール「マゴソスクール」および貧困児童が学ぶ学校
医療施設「フリパルス助産院」および周辺の診療所
◆特設サイト:https://www.elleair.jp/hs/
■「ハートサポート2018」の支援先はケニア・ナイロビのスラム街キベラ

編集部: