近年ラムネ菓子に含まれるぶどう糖が注目を浴び、穏やかながらも確実にブームが広がりつつある。しかし、現在出回っているラムネのほとんどは果汁を使用していないものが多い。そんなラムネ市場に味の改革を掲げて登場したのが果物の果汁をたっぷり使った『じゅわフル りんご/ぶどう』だ。
口に入れた瞬間に溶け始めるみずみずしさ。ただのラムネ菓子だと舐めてはいけない。
脳の活性化、二日酔い対策、熱中症対策など、私たちの私生活をサポートする効果を持つぶどう糖。これを手軽に摂ることが出来る食べ物として今ラムネ菓子が話題となっている。
しかし、コンビニなどで見かけるラムネにもフルーツの味がするものもあるが、実際には果汁を使用しておらず無果汁のものがほとんど。
そんな欲求を満たそうと開発されたのが春日井製菓(愛知県名古屋市)が製造する『じゅわフル りんご/ぶどう』(25g・参考価格 税抜100円・発売中)だ。特徴は35%(※生果汁換算比)の果汁が使われている点。
この商品はどちらも濃縮した果汁をそのまま使っているので、みずみずしいリアルな感覚を楽しめる。
手のひら程度のコンパクトなサイズなのでカバンにも入れやすく持ち歩きやすい。個装されたラムネはあるがそのほとんどが大袋タイプなので、なにかと荷物の多いOLやビジネスマンにも嬉しい。
パッケージに印刷されているりんごとぶどうはラムネの形になっている。どうなってるの? と一瞬疑問に思うがラムネ菓子と分かればプチアハ体験できるデザインだ。
じゅわフル りんご
まずは『じゅわフル りんご』から。封を切ると芳醇で爽やかな香りが広がる。
一粒口に入れると、りんごをそのまま食べているかのように風味が口中に広がる。名前の通り、舌の上でじゅわっと溶けるので噛む必要がない。というか、噛もうとしても先に溶けてしまう。
まるでリンゴジュースをキュッと凝縮して固形にしたみたいだ。ほんのりと冷たい食感も楽しめるのでポイントが高い。
溶けきった後もその余韻はしばらく続き、ガツガツ食べずとも1つ1つをしっかりと味わえる。最近のラムネ菓子としては斬新さすら感じる。
じゅわフル ぶどう
お次は『じゅわフル ぶどう』。こちらも封を切っただけなのにぶどうの香りがたまらないほど広がる。
口に入れると『じゅわフル りんご』に負けず劣らずの濃厚な味わい。口の中でスーッと溶けるので1粒1粒がぶどうの粒のようにすら思える。正直、果汁が多過ぎてラムネ菓子ということを忘れてしまうほど。
粉っぽいのが苦手という人も、この口どけの良さとフルーティな味であればすんなりと食べられるはず。
どちらも水に溶かせば還元できるのではないかと思えるほどの濃厚な味わい。記者自身もそのじゅわっと感に思わず驚いてしまったほどだ。
脳の活性化や二日酔い対策に食べるのなら、こういった味付きのほうが美味しく楽しめるし飽きずに食べられるだろう。
全国のスーパー、コンビニで発売中。