辛辛魚新作は師弟コラボが新しい! 『スパイシー辛辛豚らーめん』が辛くて旨くてどうしよう!?

 

激辛フードファンならびに豚骨ラーメンファンに朗報だ。激辛魚介豚骨ラーメンでお馴染みの「辛辛魚(からからうお)」が濃厚豚骨スープとなって新登場! その名も『スパイシー辛辛豚らーめん』! お馴染みの「麺処井の庄」と濃厚豚骨で有名な「麺処一笑」がW監修で作り上げた夢の一杯だ。食べないなんてありえない!

 

 

濃厚な豚骨スープとの組み合わせでマイルドに食べやすくなった。でも辛さは健在!

寿がきや食品(愛知県豊明市)が販売する辛辛魚らーめん。あまりの辛さと旨さでやみつきになる人が続出し、ケース買いをする人もいたとか。ただ、この辛辛魚は毎年2月頃から期間限定で発売されるので秋頃に食べるのは難しい。

 

 

ファンが落胆している中、颯爽と登場したのが『スパイシー辛辛豚らーめん』(133gうち麺75g・希望小売価格 税抜258円・2018年8月28日発売・ファミリーマート、サークルK、サンクス限定)だ。名前の通り、魚ではなく豚をメインとしたこの商品。魚介分がなくなり純粋な(?)豚骨ラーメンとして開発された。

 

そのため、監修には麺処井の庄に加えて今回のスープを担当する麺処一笑が参加。W監修で作り上げられた一品と言うわけだ。しかし、なぜこの2つのラーメン屋がコラボできたのだろうか。

 

実は麺処一笑の店長は元々麺処井の庄で8年間修行をした元店長。つまり、弟子にあたる存在。メニューにも辛辛らーめんが存在しており、辛さへのこだわりは受け継がれている。

濃厚な豚骨と辛味の組み合わせなんて旨いに決まっている! 早速食べてみよう。

 

麺はノンフライ。カロリーは508kcal(うち麺・かやく298kcal)。糖質は約68g。カルシウムが585mgと辛辛魚の2倍以上。

 

麺は辛辛魚と比べて細めのちぢれ麺。封入物はかやくスープ、液体スープ、粉末スープの3つ。

 

具の入っていない粉末スープを先に入れてお湯を注ぐこと5分。豚骨特有の匂いが漂ってくる。

 

粉末スープにお湯を直接かけてしっかりと溶かすのがポイント。

 

麺をしっかりとほぐした後に液体スープを投入。赤い。赤すぎる。

白濁色から真っ赤なスープへ。

 

一般的にこういった液体スープは一番最後に入れるのだが、やはり辛辛魚同様かやくスープは最後に山盛りに入れるのが鉄則。

 

少々違うのは、フライドオニオン、唐辛子、フライドガーリック、ローストネギ、ねぎ、パセリの薬味がふんだんに混ぜ込まれていること。ネギだけのシンプルな辛辛魚と比べると、見た目は少し彩りが良い。

 

とはいえやはり香りは刺激臭。花椒の香りが先制攻撃を仕掛けてくる。香りを楽しんだあと、こちらも良くかき混ぜていただきます。

具材はなし。全てスパイシーな香辛料のみ。

 

ずずっと麺をすすると、唐辛子の重みのある辛さと花椒のピリピリとした痺れが舌を襲う。気管に入らないように、少しずつ食べるようにしよう。ゴクッと飲み込んだ瞬間に額から汗が出てきた。

 

とはいえ、濃厚豚骨スープのまろやかでコクのある味が辛さを和らげてくれているのも事実。辛い! 辛い! とただ悶えるわけではなく、辛さと旨みが絶妙のバランスで調整されているのを楽しめる。

 

旨いからもっと食べたい、けど辛い、でも食べたい! と自分との戦いを繰り広げている気分。少し細いちぢれ麺がすすりやすく意外と箸がすすむ。

スープを飲むと辛さは更に倍増。喉の奥が痛いっ!

 

幾分マイルドになった分、食べやすくはなったがやはり激辛。辛いのに慣れてきたな、と思ったら挑戦してみてほしい一品だ。もちろん辛いものが苦手な人は止めておいた方が無難。

〆にご飯を投入すれば辛さを最後まで楽しめる。

 

なお、今回監修した麺処一笑では『スパイシー辛辛豚らーめん』発売を記念して9月限定で「スパイシー辛辛豚らーめん・真」を発売するので気になる方は是非。注文方法は麺処一笑の公式ツイートを参照のこと。

 

ファミリーマート、サークルK、サンクス限定で数量限定発売中。

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森脇 学: