お菓子ファンにとっての夏の風物詩として欠かせないのが、チョコミント味。日本初は「サーティーワンアイスクリーム(バスキン・ロビンス)」の1フレーバーで、1974年当時は歯磨き粉の味がする、いや美味いと激論が交わされたもの。そんな中、クッキーでチョコミントを再現したのが『Withチョコカントリーマアム(超チョコミント)MP』だ。
冷蔵庫で冷やしてから食べるとスースー感が不思議なひんやりチョコクッキーの味。もちろん歯磨き粉の味ではない!
クッキー好きの間では素朴な美味しさで定番中の定番「カントリーマアム」。それが昨年「チョコを愉しむカントリーマ アム(ほんのりミント)MP」という形で発売されたのだが、あろうことか今回は不二家『Withチョコカントリーマアム(超チョコミント)MP』(45g・希望小売価格 税込119円・2018年4月17日発売)として、チョコミント感を最大化して登場。
アイスファンとしては、チョコミントなのか、チョコチップクッキーなのかはっきりしてもらいたくなるややこしい構成。まあどっちも好きという人なら問答無用に食べてみるべきだろう。
チョコミントといえば、日本上陸から44年経った今でも”歯磨き粉”扱いする人がまだいて驚かされるが、チョコミントは日本にもいい加減定着したと言ってもいいだろう。
小さめのパッケージから出てきたのは、チョコソースをかけたメロンパンのような不思議なシルエット。ほんのり緑がかっているけど、クッキーの褐色も見え隠れしているのが不思議。
ではポイっと一口でいただこう。おや、気持ちひんやりとした食感。ミントというよりも冷感が先にくるタイプのようだ。ザクっとクッキーとして噛み砕くと濃いめの甘さとチョコレートの甘さがダブルで襲いかかる。
そこをまあまあと割って入って仲裁するように、ミント感が駆け抜ける。なかなかにいいバランス。少なくとも歯磨き粉感は微塵も感じられない。冷たい食感、しっとりした柔らかチョコクッキーを存分に味わいたいなら、冷蔵庫で冷やしてからがおすすめだ。
全国のスーパー、コンビニエンスストアで入手可能だ。