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ごまラー油+炒りごま+練りごまというごままみれな『日清 出前一丁 ビッグカップ 担々麺 辛ごまラー油』!

すっかり定着した坦々麺ブーム。さて老舗ブランド・出前一丁はどのようにアプローチしたのだろうか。袋入りインスタントラーメンの時代から存在する後入れごま油(ラー油)の袋に期待が高まる『日清 出前一丁 ビッグカップ 担々麺 辛ごまラー油』を実食!

坦々麺の味わいを忠実に再現しようとする心意気はわかるが、そのために個性が消えてしまった…

「出前一丁」は、袋入りインスタントラーメンがスタンダードだった昭和の時代で、「サッポロ一番」「チャルメラ」と並んで3大人気ブランドだった。今はもうカップタイプが主流になり、「マルちゃん 正麺」の台頭で、かなり存在感を薄めているのが出前一丁。


それでも記者はたまに食べたくなるので、店頭で見つけると購入することが多いのだが、他のブランドでもありがちなのだけれど、パッケージにも何も記載もなく味変更をするので、がっかりすることも多い。当たりな方向へのシフトチェンジなら納得もいくが、残念な変更もまた多く、愕然とすることも多い。


なので出前一丁は当たり外れがあるという前提で、その美味しい時の味わいを継承して日清食品『日清 出前一丁 ビッグカップ 担々麺 辛ごまラー油』(109gうち麺80g・希望小売価格 税抜205円・2017年5月15日発売)が作られていることを大いに期待する。


使用しているのは中細ウェーブの油揚げ麺。かやくは味付豚ミンチ、チンゲンサイ、赤唐辛子、炒りごまで、スープは醤油ベースの坦々スープなのだが、出前一丁のアイデンティティーである「ごまラー油」を「辛ごまラー油」として添付してあるのが特徴。


それでは、ごまラー油+炒りごま+練りごまの「トリプルごまパワー」を誇る『日清 出前一丁 ビッグカップ 担々麺 辛ごまラー油』を食べてみよう。

 

湯入れは標準の3分。フタをめくると、辛味を感じる香り。そこに後入れの添付されている「辛ごまラー油」を入れると、一気に坦々麺らしい辛味とごま風味のハーモニーが生まれる。


スープを飲んでみると、濃厚な旨味が確かにある。だが辛味がかなり抑えられているのが拍子抜け。「辛ごまラー油」がかなり赤かったので、覚悟していたが、これなら辛さに強くない人でも十分食べられる。


麺はカップ麺のスタンダードなので、特筆するものはない。スープの絡みはいいが、肝心のスープが今ひとつパンチに欠ける。ダイス肉も小さいながら結構入っているのだけれど、坦々麺的な味わいとしては少々物足りない。坦々麺的旨味もあるし、ごま感もあるが、出前一丁のごまというと香ばしさメインの味を予測してしまうせいか、こちらも物足りなく感じてしまった。


なので辛いのは得意ではないが坦々麺が食べたい人、年齢的に辛いものをあまり食べてはいけない子供達、そこらへんに喜ばれるのではないだろうか。ちなみにごま約2,000粒分のセサミン入りというのも売りである。

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清水 りょういち: