輪ゴムがワンタッチ着脱に進化!『オーバンド たばねバンド』が “束ねる・はずす”のストレスをゼロに!

輪ゴム、それは日本人でも大正時代から愛用されている束ねるためのアイテム。ただ気軽になんでもまとめられるのはいいが、誰しも感じる欠点は、はずすときの面倒。そんな輪ゴムの欠点を解消したのが、輪ゴムの進化形ともいえるオーバンド たばねバンドだ!

インテリアを損ねないカラーバリエーションと使いやすさ!

 

輪ゴムの代名詞ともいうべきブランドが老舗輪ゴム製造・販売会社の株式会社共和(大阪市西成区)による「オーバンド」。関東大震災の年に創業した会社で、はじめは自転車チューブを輪切りにしたところから歴史が始まったんだとか。そんな老舗が放つ『オーバンド たばねバンド』(5本入り・希望小売価格 税抜150円・発売中)の大きな特徴は主に2つ。色と使いやすさである。

 

輪ゴムの色と言えば、良く言えばスモーキーオレンジ、悪く言えば薄汚れたオレンジ色。一般には飴色と言われるカラーである。天然ゴムは乾燥の過程でゴム色になる。北欧系やモノトーン系などインテリアに強くこだわる消費者には昭和の事務イメージが強く、使いにくい色。「雑貨系はなるべく白!」と決めている記者にとっても、カラーゴムでないと購入する気にはなれなかった。

 

慣れた人だと意識にさえのぼらないのかもしれないが、輪の中にものを通し何度も巻きつけて、外す時は巻きつけた回数だけほどく必要があった輪ゴムは、実は面倒。この一般的な輪ゴムの2つの弱点を社内の若手女子社員たちが奮起し改良に改良を重ね作られたのが、「第55回大阪インターナショナル・ギフト・ショー春2016 新製品コンテスト」でグランプリを受賞した『オーバンド たばねバンド』だ。 

まずはその色。ピンク、オレンジ、ライトグリーン、ライトブルー、ホワイトの全5色。インテリアを邪魔しないミルキーな色使いで、女子なら嫌いな人はいないだろう。

 

さて、遠目で見ても変な突起が付いていることに気づく。

 

輪ゴムに“ヘッド”と“タブ”の2つの突起が付いており、この突起がワンタッチでのつけ外しを可能にした。

 

では使ってみよう。まずこのように巻きたいコードを束ねて持つとやりやすい。左にヘッド部分が来るように。

引っ掛ける時に邪魔になるので、ヘッド部分を隠さないように。

輪っかの部分を持つのが原則。あとはこうして引っ掛けて、ヘッドをくいっと引っ張れば完成。

 

はずすときも楽々で、タブを引っぱるだけ。

早くしっかりと束ねられ、はずすときもストレスフリーなのがいい。

 コード類や、食べかけのお菓子の袋の口など、『オーバンド たばねバンド』の直径以内のものであれば何でも束ねられる。

 

さて、記者が束ねるものと言えば、洗面所にあるドライヤーのコード。重みがあり、しかも水場なので、ゴムの使用は避けてきた。100円ショップでマジックテープのコード用バンドを使用してきたが、この数週間『オーバンド たばねバンド』で代用してみた。

 

洗面所のすぐ隣にドライヤーを引っ掛けていわゆる見せる収納であるため、ある程度水の分子は飛んできているはず。コードに3周巻き付けるという条件で、毎日付けたり外したりしてみたが、数週間で切れたり弾力がなくなったりということはなかったので、耐性に問題はないだろう。

 

ドライヤーを使っている最中にはずした『オーバンド たばねバンド』を紛失しないように少しだけ注意が必要だ。

 

友人にイヤホンを巻いてみるよう指示したところ、「コードが傷むようで嫌だ」と拒否されてしまった。ある程度ゴムの太さはあるため、巻いているところ一点に強く力がかかるというわけでもないが、気になる人もいるようだ。

 

『オーバンド たばねバンド』を応用すれば、例えばスチールラックにコードを巻き付けてコードがごちゃごちゃしないようにしたりなど、その可能性は無限大。

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栗原 みほ: