ニオイの元は包んでポイ! 『脱臭炭 ニオイとり紙』で生ゴミ、靴、さらにアイコスの吸殻まで強力脱臭!

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活性炭と強化備長炭のパワーを紙に配合し、いやなニオイを包む、かぶせる、丸めるなど様々な形で吸収してしまうのが『脱臭炭 ニオイとり紙』。何とも画期的な製品だと思ったので、実際に試してみることにした。

ロールタイプで好きな長さでカット、ニオイの元を包み込んでしまうのが画期的!

例えば三角コーナーの嫌なニオイ、ゴミ箱の中から漂う異臭、これからの季節に向かって、日に日に臭くなっていく靴の中に対して、あなたはどんな対応を取っているだろうか。普通は据え置きタイプか、スプレータイプの消臭剤か。生ゴミなどは正直ゴミ捨て場に持っていくのが一番の解決策だと思う。


そうした悩みに、紙製ということで様々な形に姿を変えて気になるニオイを除去してくれるのがエステー株式会社(東京都新宿区)の『脱臭炭 ニオイとり紙』(98mm巾×40m巻・希望小売価格 税抜660円・2017年3月31日発売)だ。


箱の中にはパックされたトイレットペーパーより一回り小さいロール紙が入っており、封を開けて箱中央の穴から引き出して使う。15mmごとにミシン目が入っているので、好みの長さでカットすればいい。

 

使用されている紙は、活性炭と強化備長炭を配合したグレーカラーの薄手のざらついたもの。悪臭成分をミクロの穴で吸着して紙の繊維上で無臭化するという仕組み。

 

近年さらに注目を集めている炭の脱臭効果、その代表ブランドの一つ「脱臭炭」シリーズからのリリースとなる。エステーといえば「空気をかえよう」をスローガンとする、他には「消臭力(りき)」も擁する一大エアケア企業。これはもう期待しかない。


記者は普段から、前世は犬だったのではないかと思うくらいニオイに敏感だ。通りすがりの老人の入れ歯臭や、生ゴミの入ったゴミ箱のニオイにいつもノックアウトされそうになるくらい、臭いニオイに弱いのだ。なのでこの『脱臭炭 ニオイとり紙』には大きな期待を抱かずにいられない。

 

包む、乗せる、丸めて放り込む!様々な使い方で嫌なニオイを撃退!


臭いものにはフタをするべきだと思う。しかしフタは二度と開けなければいいが、生ゴミ入れなどは二重にポリ袋にくるんでから入れても、なぜかしばらくすると臭い出す。アルコールスプレーなども使用するのだが、それでも力不足は否めない。したがって、マンションのゴミ置場に足繁く通うことになる。

今住んでいるのはいつでも出してOKの集積場があるのでいいが、以前住んでいたところでは週に二回しか収集がなく、当日朝にしか出してはいけないというので、生ゴミ臭気対策には結構な額を投じたものだ。その時に『脱臭炭 ニオイとり紙』があればずいぶん助かったろうと思う。

 

生ゴミのニオイ対策には三角コーナー時点で一枚、ポリ袋に入れる時点で一枚、ゴミ箱の中に一枚で驚くほど軽減できる!


まずは一番気になる生ゴミ臭と『脱臭炭 ニオイとり紙』を戦わせてみた。三角コーナー時点でまず一枚。かぶせるように乗せるとニオイが消える。もちろん取って確認すると臭い。かぶせると消える。こ、これは楽しい! ちょっとしたマジックのようだ。

 

そしてポリ袋に生ゴミを入れて縛り、いつものように二重にレジ袋を使って包むのだが、ここにも一枚。そして生ゴミを入れるゴミ箱の中には二枚入れて、様子を見る。

半日過ぎたところでゴミ箱のフタを開けてみた。おや、かなりニオイが軽減されている。さすがに無臭とまではいかないが、いつもはウッとくるニオイが軽やかな程度。これなら気になりにくい。

 

あと普段生活をしていて気になるのが、冷蔵庫の中の食材のニオイ。たまに妻に冷蔵庫にポリ袋などに包まずに納豆を入れられていると、冷蔵庫を開いた途端に素早く察知するのだが、軽くこの『脱臭炭 ニオイとり紙』で包んでおくと、密閉しなくてもニオイはほとんどなくなるのがすごい。

チーズやこんにゃくも包んでみた。チーズも無臭化、こんにゃくは本来さすがに直接冷蔵庫に本来入れないものだが、念のためくるんで入れてみる。これは水分が染み出してアウト。なるほど、水分があるとさすがに無理か。

 

よく読むと注意事項に調理に使用するな、濡れた靴に使用すると紙が破けて付着の恐れがあると書いてあったので、これは真似しないように。あくまでゴミ対策として使用すべきものである。

 

以上でもわかる通り、使用のコツとしてはなるべくゴミなどは水気を切ることによって、より効果を発揮する。魚やニンニクなどのニオイの強いゴミは包むのがおすすめ。そうでなくても一緒の袋に入れれば効果はある。


さらにおすすめされているのは靴やブーツ内部の消臭。この場合は『脱臭炭 ニオイとり紙』をくるくるっと丸めて、中に入れる。実際にやってみたが、確かに夜入れて翌朝にはニオイが確実に軽減される。

 

ただ雨で濡れてしまった靴などにも使用したいと思ったのだが、前述の通り、紙が張り付いて取れなくなる恐れがあるので、そういう使い方はできない。残念。

 

火を使わないからゴミ箱やポケットにそのまま吸殻が入れられるというのが売りでブームのアイコス。その吸殻のニオイ対策にも『脱臭炭 ニオイとり紙』が効果を発揮する!


最近大ブームとなっている加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」。火を使わずに加熱するだけで喫煙が可能で、その吸殻は燃えていないので安全という触れ込み。だからゴミ箱にそのまま捨てても、ポケットに入れて持ち歩いても大丈夫というのが売りだが、ところが結構酸味のあるきついニオイがする。

 

なのでこの『脱臭炭 ニオイとり紙』をおためしすることになった時、ぜひとも試してみたかったのが、アイコスの吸殻防臭。まあ携帯灰皿を持てばいいのだが、火を使っていないのに防火性能のある携帯灰皿はオーバースペックと思っていた。なのでこの『脱臭炭 ニオイとり紙』にクルンと包んでしまってニオイがなくなれば、カバンに入れたり、上着のポケットに入れたりできるのではないかと。

 

なので試してみた。吸い終わったアイコスの吸殻は温かい状態。一枚で包むことが可能だった。吸い終わりたての熱々の吸殻でももちろん燃えない。が、ニオイはかなり消臭されるが、それなりにする。しかし吸殻の熱が逃げていくとともに、ニオイもほとんど気にならないレベルまで低減できたのは驚いた。

 

これはアイコス・ユーザーには朗報だろう。ただこの箱をそのまま持って歩くのは、携帯灰皿よりかさばってしまうけれども…。できればポケットティッシュサイズの『脱臭炭 ニオイとり紙』もぜひ発売してもらいたいと思った。もちろんこの使い方はメーカーも予測していないと思うので、やるなら自己責任で。

 

使っているうちに楽しくなって、どんどん使ってしまうとコストがかかってしまうのに注意


この無臭化作業というのは、実に楽しい。臭いなと思ったら、さっと『脱臭炭 ニオイとり紙』を取り出してくるむ、乗せる、丸めて突っ込むということをやってニオイが消えるというのは、やってみるとかなり楽しい。

もちろん次から次へと使う場合、10Lゴミ袋に約60cm使用(約4カット)で約66回分。靴なら靴1足に左右各60cmずつ使用で約33回分となる。全体で約266カット分として、税込712円なので、1カットあたり約2.6円ということを忘れないでおきたい。あと紙質が薄手なので、ついつい使い過ぎてしまいがちだ。もう少し安くなると助かるのだが。

 

その辺りを気に留めさえすれば、使い勝手はまさにアイデア次第で無限大の消臭ペーパーなのが『脱臭炭 ニオイとり紙』。日頃から生活の中のニオイに悩まされている人ならぜひ一箱、部屋に用意しておきたい。

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