『Nullie ヌリー<リトルハウス>』立体パズル×ぬり絵×おままごとが楽しめる大きな紙の家!子どもの能力を引き出す本格知育玩具で遊ばせてみた

自分で組み立て、自由に色が塗れる夢のような紙の家『Nullie ヌリー<リトルハウス>』。立体パズル・ぬり絵・おままごとにも活用できる画期的な知育玩具で遊んだ子どもたちの反応とは!?

現役ママ考案!時間がないからこそ、親子で質の高い遊びを

アドフェリック(東京都中央区)が発売する『Nullie ヌリー<リトルハウス>』(税抜8,800円・2017年3月発売)は、3歳から遊べる紙(段ボール)のおうち。大きな立体パズルのように組み立て、できあがった家には色えんぴつやペン、絵の具などで色を塗ることができる。

「Nullie」を開発したのは、3歳の男の子を育てるシングルマザー。子どもとふれあう時間が限られている中で“親子で過ごす時間の質を高めたい”という思いから、一緒に遊びながら知育玩具の役割も果たす「Nullie」を思い付いたのだとか。

 

サイズ感やパズルの難易度、紙の質などにもこだわり抜いて完成した「Nullie」は、親子でコミュニケーションを取りながら遊べて、子供の創造性や思考能力が向上するという。これは楽しそう! 子どもはもちろん、親である記者も組み立て前からワクワク……。

紙なのにガッチリしっかり!組み立ては子どものほうが得意!?

今回おためしする『Nullie<リトルハウス>』は、長方形の箱に入って届く。この状態であれば大人ならラクラク持ち運ぶことができるが、組み立て後のサイズははW81.3cm×D63.7cm×H94.8cmと、子どもが入るには十分だ。

箱を開けると、おうちのパーツとなる段ボールがお出まし。すべて白地で、窓や人形などのイラストが描かれている。厚みは1.5mm程度ととても薄いが、固くしっかりとしている。ちなみに「Nullie」には高品質のリサイクルペーパーや大豆インクを使用し、環境面や安全性への配慮もバッチリだ。

それでは組み立て開始。説明書は1枚のみ。文章による詳しい説明がないため、向きをグルグルと回してみたり、絵を説明書と比較したりと、まさにパズル感覚で組み立てていく。

大人は説明書を見ながら頭で考えがちだが、子どもは感覚でスイスイ組み立てていくから不思議。「ママ向きが違う」などと7歳の長男に冷静に突っ込まれながら作業を続行。この時、4歳の次男は「あれじゃない?これじゃない?」と言いながらニコニコ笑顔。即戦力とはいかないものの、本人なりに楽しんでいる様子だ。

長男と「意外と難しいね」なんて話しながら組み立てること10分。ついに息子たちのマイホームが完成した。

紙の家といえども、仕掛けは秀逸。煙突や小窓、郵便ポストなど、おままごとにも使えそうな要素がたっぷりと詰まっている。

色塗りは完成までの過程じゃない!子どもにとってはすべてが遊び!!

それでは続いて色塗りへ。子どもが実際に入れる大きさということで、ぬり絵として考えるとかなりの巨大サイズ。大人であれば、なんとなくササーッと色鉛筆やクレヨンで塗り終えることができるが、我が家の息子は、隙間なくガッツリと塗りつぶしたいタイプ。これは時間がかかるぞ……。

当然、ペン先・筆先の面積が広いほうが早く塗り終わる。しかし、子どもには「早く終わらせたい」なんて気持ちは全くない。早く仕上げることが目的ではなく、色を塗る作業自体が遊びなのだから当然なんだと改心した。

その後も、次男は思うままに色を塗り続け、長男は煙突に「サンタさんの入口」などと文字を書くなど楽しそう。家の中に入り、内側にも自由に絵を描いたりして遊んでいた。

記者から声をかけたわけではないが「郵便ポストがあるから」と、手紙を書いてポストに投函するというやりとりも。子どもの発想力や好奇心はすごいものだと感心感心…。

「Nullie」は一日にしてならず! 好きな時に好きなように遊び続けてほしい

ちなみに1時間ほど夢中で遊んでいたが、おままごとなど他の遊びに展開していたこともあり、色塗りが仕上がる気配はゼロ。だが、もちろん1日で仕上げなくてはいけないなんて決まりはなく、これからも好きな時に自由に色を塗っていけば良いのである。

気になるのは、やっぱりお値段…。子どもが入れるサイズの巨大知育玩具と考えると税込約10,000円という値段も仕方ないのかもしれないが、どうしても段ボールに10,000円か…とも思ってしまう。おままごと用として長く使うことができる点を考慮しても、もう少しお安く手に入ると主婦としては非常に助かるのだが。

 

「Nullie」は、公式サイトで発売中。これからやってくる梅雨の季節にも、屋内で長時間遊べる「Nullie」は重宝しそう。

 

<リトルハウス>のほかにも<ロケット><ラージハウス><キャッスル>を展開しているので、人数やシチュエーションに合せて検討してみるといいかも!

 

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中村あさか: