体育会系と呼ばれるスポーツ系の部活動やサークルをしていた生徒の方が、学生生活の満足度が高いことが判明した。文系や帰宅部の人間からは脳筋などとやっかまれがちだが、その人生の充実度は段違いだったというわけだ。
この調査は韓国の文部科学省が、年間17時間以上、体育会系の運動部やサークルに参加した学生3万6413人を対象に行ったもの。
調査によれば、多くの学生たちは体力的な面での効果よりも、ストレス軽減、交友関係の改善など情緒的な面で効果があったと回答。ストレスがなくなってよかった(80.8%)、学校生活が楽しくなってよかった(78%)、体力がついてよかった(76.6%)という順位になった。
顧問やコーチの教師との関係が深まったり、友達が出来たりと人間関係にもポジティブな影響があった、という回答も多数あがっている。
またその年齢が低いほど、運動部の満足度が高く、小学生は81.6%、中学生は78.8%、高校生は76.6%となった。女子学生(76%)より男子学生(81.8%)の満足度が高いことも判明した。
ドラマや漫画の通り、体育会系の学生たちは本当にその青春を謳歌しているわけだ。と、そんなことがわかったとしても、今は遠くになりにけりなのだが…。
文/高野景子