広告の撮影中に、アライグマが女性タレントに対してセクハラ行為をして、そのことがきっかけで裁判沙汰へと発展。世界中で話題になっている。
海外複数メディアの報道によれば、この事件が起きたのは昨年8月、ロシアでのこと。動物園から連れてこられたアライグマと、半裸になっているモデルがベッドの上で撮影を行っていた。
はじめはモデルがブラジャーで、アライグマをじゃらしていたが、次第に興奮。ハッスルしはじめたアライグマは、女性のデリケートなゾーンへのアクションを起こすなどしはじめた(現場は明るい雰囲気に包まれているのだが…)。
この動画がネット上にアップされると、メディアは交尾を要求していたと“セクハラ”として報道。また同情的なところでも、“女性の下半身を洗ってあげようとしたのでは?”と茶化すようなスタンスだった。
動物園側はこの広告の製作会社に対して激怒。その主張によれば、このアライグマを貸し出す際に、服をまとわぬ女性と撮るようなものだとは聞いておらず、アライグマは女性の格好にショック状態となり、そういった行動をとってしまっただけだという。
昨年10月に動物園側は、損害賠償請求などを行うための訴状を裁判所に提出。一度は差し戻されたが、今年の3月に入って再び訴訟を起こしている。
人間たちのエゴに翻弄されている哀れなアライグマ、早くその汚名がすすがれますように(アライグマだけに)。
参照/YouTube
文/関本尚子