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『ペヤング 背脂MAXやきそば』チャッチャ系ではなくドロドロ系。肥える覚悟さえあれば天国が待ってる!?

背脂の擬音といえば、ラーメン界では”チャッチャッ”。濃厚系の店で最後にそうした豚の背脂をふりかけて仕上げる、強力に罪深い行為。『ペヤング 背脂MAXやきそば』はそんな背徳人気の高い背脂に焦点を当てた意欲作だ。

クリーミーなまでに強烈なアブラ感、696kcalはダテじゃないドロンドロンの麺。これって焼きそば!?

過激なニンニク臭で全国の鼻をつまませた『ペヤング にんにくMAXやきそば』(2015年)、好き嫌いの多いパクチーをこれでもかと入れた『ペヤング パクチーMAX やきそば』(2016年)など、ペヤングの中でもMAXシリーズ(?)は過激なものが多い。まあ先だっての『ペヤング ペペロンチーノ風やきそば』も十分MAXに臭かった気もするが。

その流れで生まれた次なるMAXが、まるか食品『ペヤング 背脂MAXやきそば』(130gうち麺90g・希望小売価格 税抜205円・2017年3月27日発売)。そう、濃厚ラーメン業界必須の魔法のアブラ。背脂である。ロース肉の上にある脂身をグツグツ煮込んで溶かし、トッピングのように最後にどんぶりめがけてチャッチャッと放り込むのが定番だ。


ラーメンは脂の量で美味しさが決まると思っている人なら大喜び確実の背脂マシマシ焼きそば。カロリーも通常カップ麺の倍近い、何とも罪深さ炸裂のそれを、食べてみることにする。ダイエッターは近づかないように。


パッケージがモノクロというのも逆に怖い。そのフィルムを破ると、中から出てくるのはかやくとソース。いつものペヤングのようにキャベツなどではなく、かやくがメンマ、ねぎ、ナルトというラインナップなのが、随分とラーメン寄り。


湯入れ3分で完成するので湯切り。すでに結構なニンニク臭があたりに蔓延するので、オフィス食べはやめておいた方が無難かも。麺はいつもの油揚げめん。その上にソースをぶちまけるのだが、ソースと言いつつソース感なし。もろに醤油味ラーメン(家系?)な香りだち。


混ぜると脂がねっとりと絡みつく。背脂と言われて、いわゆる少しは固形物が混じるチャッチャ系だと思っていたら、これは純粋に溶けた脂。さながらラード。ドロドロ、ねっとり、これは体に素晴らしく悪そうだ。

食べてみると美味しいけれど、少しでも健康に気を使っている人ならもう一度リピートする勇気が出ないはず


食べてみると、美味しい油そばだった。メンマとナルトが中華感を満喫させてくれ、カロリーはどうあれ濃厚な旨味にしばしうっとりできる。罪悪感がないといえば嘘になるが、この自分が危険な男になったような感覚もまたいいものだ。


あっという間に700kcal弱を摂取完了。スープを残すこともないので、本当にそれだけのカロリーが胃の中にきっちり入ったということになる。もちろんこってり系に目がない人なら一度は試してみたい味わい。肥える覚悟さえあれば、天国が待っている。

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清水 りょういち: