スマートフォンを頻繁に使いこなしている男性ほど、その身体から思わぬ悲鳴があがっているようだ。
■47%の男性にダメージが
テクニオン・イスラエル工科大学が、不妊クリニックに通院する男性106人を対象に、1年をかけて綿密に研究を行った。その結果、ズボンのポケットなど、局部からの距離が50cm以内に携帯電話を入れている男性47%において、精子の数の減少及び、質の低下が判明。
■長電話する男性もヤバイ
またスマホで1日1時間以上通話する男性は、1時間未満の男性に比べてソレに欠陥を持っている可能性が、2倍も高いことが確認されたのだ。さらに夜に眠るときも携帯電話を下半身近くに置いている男性にも、大きな影響が出ていることがわかった。
■電磁波が「子」を焼き殺す
研究チームの関係者によれば「よく言われているように、原因はスマートフォンから放出されている電磁波によるダメージによるものだと思われる」。
これまでにも指摘されてきた話だが、あらためて数字を観ると実に恐ろしい。同大学の研究者らはなるべく携帯電話を離しておくことや、使用時間を短くすることを警告している。
文/関本尚子