大量のカフェインなども問題視されるエナジードリンクに、新たな事実が浮上して話題になっている。そういった飲料などの愛好者は、脳筋(「脳まで筋肉」というスラング)、いわゆるマッチョ的な思考傾向があるというのだ。
■エナジードリンクファンは「男たるもの」的発想に
米国オハイオ州・アクロン大学のロナルド・レヴァント氏をはじめとした研究者らは、18歳〜62歳まで467人の男性エナジードリンク愛好者を対象に調査を行った。
その結果、愛好者たちは「男たるもの必ずや出世しなければならない」「同性愛者は結婚するべきではない」といった質問への同意傾向が高かったことが判明。
■広告の影響でマッチョ主義に
研究者らは、これらの男性はエナジードリンクの宣伝での、超マッチョなイメージに影響され、その結果として男性的で保守的な意見を持ちやすいのではないかと推測している。
■薬からライフスタイルへの変化のなかで
エナジードリンクはかつて元気が無いのを回復するため、というイメージのものだったが、次第に日常で消費されるものへとイメージが変化させていった。その中で薬から、ライフスタイルへポジションを変更したのである。それと同時に、人々の思考すらギンギンに変化させていったのだ。
筆者的には、赤まむしドリンクを毎日飲んでいる男性だったら、けっこういいかも…なんてね。
文/高野景子