5月だというのにこの暑さ、早くもバテ気味だという方におすすめしたいのが、立ち食いそばチェーン・富士そばの一部店舗で販売されている「冷和風だしラーメン」(410円)だ。富士そばのラーメンはシンプルで飽きがこない美味しさがあるとして、固定ファンも多いのだが、その美味しさを“冷やし”に展開したのが同メニューだ。
■冷たいダシにあわせた麺が超美味しい!
冷たくって旨味のきいたたっぷりのダシに、暑い日に美味しく感じられる、ツルツルシコシコの麺入っている。そこにわかめ、シナチク、ナルト、ゆでたまご、チャーシュー(筆者は温泉卵を追加)。チャーシューは脂身の少ないところを使っているので、スープに固まった脂が浮くこともなく、見た目からして涼しく美しい。
■具材のどれも滋味に美味い
そして冷たい和風だしに、どの具材もベストマッチ。ナルトのほのかな甘さ、玉子の黄身のコク、チャーシューにしっかりとした肉の味わい、それらを堪能しつつダシにつかった麺をすすりあげると、もう最高だ。冷やし中華のような甘酢っぱ系ではなく、暑い日だったら毎日でも食べたくなる味わい。
■天ぷらのせるとコクがさらに
ちなみに和風のスープなので、意外にも天ぷらをトッピングしても美味しいのだ。ラーメンに天ぷら?と思う方もいるだろうが「天ぷら中華」などといって一部地域では人気メニューだったりもする組み合わせ。富士そばのこれでやると、スープに天ぷらのコクが加わっていい。暑さに負けないこの味、みなさんぜひともご堪能を!
文/鷹村優