渋谷に新しいファーストフードのお店としてタコスチェーン店・タコベルがオープンし、行列ができている。しかし! そんな流行に流されてなるものか! ということで、筆者は銀座わしたショップで、タコスそばなる斬新なタコス料理を食べてみた。
■待たずにすぐ食べられる
わしたショップは、沖縄のアンテナショップ。沖縄の名産品が並び、もちろんそこには沖縄名物「タコライス」関連商品も。そんな銀座わしたショップの1階奥にはフードカフェも併設されており、もずく天ぷらやサーターアンダギーなどが食べられるようになっている。さらにメニューには、「沖縄版担々麺」と大きく書かれたタコスそば(税込・650円)を発見。ショーケースに並んでいたタコスロールも一緒に頼んでみると、待つこともなく速攻で食べられれた。
■タコスと沖縄そばの融合!
沖縄そばの透明なつゆは残されつつ、半分がタコスが乗ったタコスそば。まずは混ぜずに汁と麺をすすってみると、沖縄そばそのまま。ところが、上に乗ったタコスと混ぜると汁の色は一変赤に。ひき肉にトマトの角切りなどが汁に浮かぶ姿は、汁タコス! 沖縄そばというとシンプルでさっぱりしたイメージだが、タコスの油が適度に麺に絡まり、ちょっぴり効いた唐辛子がさらに舌を刺激。これはうまい! 沖縄そば特有のもちっりとした麺と、たっぷりのひき肉で満腹感も一層高まる。
■口も胃もメキシカン!!
一緒に頼んだタコスロールは、サーターアンダギーの生地のように、油で揚げたときの独特の匂いが唾液を促す。生地の中にはぎっしりのタコス。食べれば口の中はひき肉でいっぱい。そこにタコスそば汁を流し込めば、胃の中はメキシカ〜〜ン!!
タコスと沖縄そばのイリュージョン!一気に麺をすすり、最後の一滴まで飲み干したい!
文/新井華子