ハンバーガーチェーン「ロッテリア」の新商品「エビなしバーガー」(210円)がインターネット上で話題になっているので、さっそく実食! 同店人気メニューのエビバーガーが販売終了、というかエビカツがなくなったらリリースされると噂されていた衝撃の商品、…これ、完全にあり!
■エビバーガーからエビカツ抜いた
これはエビバーガーからエビを抜いた、というコンセプトの商品。エビの在庫が無くなったらそのメニューをただ下げるのではなく、逆手にとるという圧倒的な一休感のあるトンチもの。バンズの間には、タルタルソース、レタスが挟まれているだけというシンプルすぎる一品なのだ。
■注文してから出てくるのも早い!!!
ロッテリアの店前には宣伝ポスターはないのだが、レジスターの上には大きなメニューで宣伝されている。またレジ卓上メニューのエビバーガーの欄には、販売終了のシールが貼られていた。注文すると、エビをはさむ手間がないせいか、他の商品よりも早いスピードで提供された。エビなしにした代わりに待ち時間短縮、素材がマイナスされて時間がプラスされたということか。
エビなしバーガーはエビカツが入らない分、あきからに薄く、食べでもなさそうという頼りない印象。ただ一かぶりして驚いた、こりゃ美味い。天然酵母の酒種を使った酒種バンズに、タルタルソース、レタスの組み合わせ、これだけで十分いい。要はレタスタマゴサンドってな味。
■エビバーガーの存在理由すら揺らがせる
結論としては、エビバーガーにエビ、いらないんじゃない?とすら思わてしまうのだ。究極の引き算バーガーがここに爆誕だ。4月28日に新エビバーガーが登場するとのことで、それまでの期間限定商品。でも、それじゃあちょっと惜しい気も。あと50円くらい安くしてレギュラーメニューに加えて欲しいぞ。
ちなみに一部店舗限定、モーニングメニュー以外の時間での注文になるとのこと。トリッキーな新商品を次々に送り込んできたロッテリア、その奇手の奥深さは底しれず!
文/原田大