07年に起きた時津風部屋力士暴行死事件の反省もなく、いまだ角界の一部では“かわいがり”と称した下のものへの激しいいじめが横行している。今月発売の『週刊ポスト』2月6日号に掲載された『[元]力士が壮絶体験を決意の告発「僕が受けた有名関取からのエアガン、乳首イジメ」が話題だ。
■ラーメン二郎の画像で店を当てさせる
『“クイズ”と称して問題を出され、間違えるとエアガンで撃たれることもあった。「関取から携帯で(全国に約40店舗ある)“ラーメン二郎”の画像を見せられて、『これはどこの店舗のラーメンでしょう』と聞かれる。そんなのわかるわけありません。すると、『不正解』といわれて撃たれるんです。お腹や足を至近距離で撃たれるから、ものすごく痛い」(A氏)』(週刊ポスト2月6日号より)
この告白を行ったのは、千賀ノ浦部屋に所属していた元力士のAさん。そして“ラーメン二郎いじめ”を行ったのは千賀ノ浦部屋の十両力士・舛ノ山だという。
同記事では他にも、舛ノ山がAさんの乳首をはじめ身体のあちこに噛み付く嗜虐癖があったことや、長時間にわたる暴行を告発している。
■あなたはこの写真で店舗を当てられるか?
生命の危機すら感じたというAさんの体験にはひたすら同情するばかりだが、本誌として気になるのは「ラーメン二郎の写真で店舗を当てる」というクイズだ。実際に答えることは可能なのだろうか。参考のため、二郎の写真を掲載するので、皆さんにも当てられるかチャレンジして欲しい。
いかがだっただろうか。上から三田二郎、野猿街道二郎、仙川二郎という順番だ。ちなみに記事はじめの写真は目黒店。どれも同じようなものだが、ラーメン二郎の愛好者たちは、これを当てられるという。
■ジロリアンにはカンタンすぎるクイズ
「全店制覇したことのあるジロリアンからすれば、写真で店舗を判別するのはたやすいです。どんぶり、カウンターの色、肉のカット具合、麺の太さ、背脂のつぶ、そのどれか一つを見れば、どの店舗であるか2秒でわかりますね。極論シルエットだけでもわかりますね(笑)」
それにしても、ラーメン二郎の創設者である山田拓美さんは大の相撲好きでも知られており、こんなニュースを知ったら悲しむことは必至。舛ノ山関には二郎の社訓「Love&Peace&Togetherness」を思い出して欲しい。
参照/週刊ポスト
文/原田大