インターネットを通じて有名になったラーメン二郎は、もはや全国区…どころか世界レベルで有名になっていた。昨年、アメリカ・ボストンにラーメン二郎インスパイア店ができると、連日の大行列!!! 海外にもジロリアンを生み出しているのだ。
■日本人ジロリアンも絶賛の海外店
この店は関西の二郎インスパイアの雄、ラーメン荘 夢を語れの海外展開店。ビジュアル的にも味的にも、けっして現地用カスタマイズはしておらず、ハイレベルの二郎系をラーメンを食べられる。海外に留学やビジネスでわたっている日本人ジロリアンなどからも太鼓判だ。
■「ニンニク入れますか?」のコールもあった!
しかも日本人スタッフが、ラーメンを出す際「ニンニク入れますか?」と日本語で聞くというオリジナルスタイル。初見のお客さんなどにはその後に英語で説明をしている。
だが、次第になれてきたのか「ニンニクマシマシ」のような“コール”をする客も出てきており、たまに「ニンニクモアモア」なんて海外コールも聞かれるというからビックリ。二郎の用語は、世界の公用語になりつつあるのだ!
■海外版食べログでは4.0の高評価
海外版の食べログとも言えるサイト「Yelp」を見ると、評価点は5点満点中の4.0で、レビューが363もついている。一概に日本の食べログと点数を比べることはできないが、グルメサイトの評価点数では、世界1とも言えるのだ。
「FATTY SALTY SOUPY RAMEN!!!!(脂ぎとぎとでしょっぱいスープのラーメン)」といった、日本と変わらない表現がならんでおり、ほとんどの人が高評価をつけている。「パーフェクト」という声や「そこらのラーメンと全然違うんだけど!」といった海外ジロリアンたちの声があふれているのだ。
■おしゃれでクールな客が集まっている
「アメリカのラーメン好きでもかなりコアな人たちが押し寄せている。ノームコアと呼ばれるファッションをした、アップルのアイウォッチとかを格好よくつけてそう、みたいなハイセンスの若者なんかが多いですね。起業してすぐに億単位を稼ぎそうな感じの」(現地の日本人留学生)
ここ最近一気に増えている海外のラーメンマニアたちにも、本家ラーメン二郎の支店を待望する声が多いのも事実。進出すれば、いま海外で流行しているオシャレラーメンに慣れきった海外の人、大きなインパクトを与えるのは間違いない!
参照/Yume Wo Katare
文/鷹村優