小中学生が辞書で放送禁止用語を引くがごとく、グルメ口コミサイト「食べログ」で放送禁止用語を検索してみたのだが、そうすると、意外な結果が判明。
アレで探すとバーばかりが出てくる理由
まずは小中学生ならマストとも言える性にまつわるキーワードで検索をかけてみたところ、これが意外に引っかからないのだ。男女の営みについては「セッ○○オン・ザ・ビーチ」といったカクテルが存在するため、バーばかりが引っかかる。
また男性や女性のそれについても、引っかからない(食べログ側がスクリーニングしている?)…。
あの言葉を使っちゃうレビューアーが超多い!
だが、ついに検索で浮上したのは、ついついテレビなどで一般市民が口にしてしまう、あの言葉。精神疾患のある人などへの差別用語として知られる言葉。
それで検索してみると、出るわ出るわ…。「ワイン○○○○」「ラーメン○○○○」「牡蠣○○○○」など、「釣りキ○三平」のその部分のように、嗜好性、趣味性が強いことをさしてその言葉を書き込んでいるレビューアーが多いのだ。
放送禁止用語をどうどうと店名にしているところも!
そしてすごいのは、堂々とそれを店名に冠した店が存在するということだ。
某県には「○○○○ピエロ」という飲食店が存在するのだ。とはいえ、これは元々はジャン=リュック・ゴダールの映画の邦題。現在では差別用語としての配慮から、原題の『ピエロ・ル・フ』という名前で放映されていることが多い。
現在は営業しているのかが不明で、グーグルマップなどで確認したところ、それらしき店もなかったが。バーかスナックのようなのだが、ゴダール映画を店名に冠したそのセンスは素晴らしい、のでぜひとも行ってみたいところだが…。
文/関本尚子