つぶつぶジュースが減った意外な理由 あの超美味ドリンクは絶滅寸前…

※画像は『ウエシマ つぶつぶオレンジ』。
ブドウやミカンの果実が「つぶつぶ」と入っていたジュース、最近すっかり見なくなった。缶を振りまくって飲んだり、あの最後のひと粒が缶からなかなか出てこず、缶をさかさまにして口の上で振ってみたり…あれらの飲料は、一体どこへ行ってしまったのだろうか? 

よくよく調べてみると無くなったわけではない。「POM つぶつぶポンジュース」のように有名メーカーから期間限定でリリースされていたり、マイナーメーカーからはけっこう販売されているのだが…。

メーカーなどの資料を見てみると、果実の原価が高い、海外からの安い輸入果汁、安定しない売上げといったメーカーからすれば“おいしくない”事情があいまって、販売メーカーが減っているのだという。

とはいえ、飲料メーカー関係者によれば「つぶつぶジュースが減ったのは、消費者がそれを選んだから。なんだかんだ言って、みんな普通のジュースでいいと思っているわけですから」とのこと。

また薬剤を使って果実を取り出すため(缶詰のフルーツと同じ)、一部の消費者がそういった製法を危惧する動きなども、関係しているんだとか。

なんにせよ減っているのは間違いないので、見かけたら即ゲットしておいた方がいいのかも。絶滅寸前のレアジュース、子供の頃を思い出させてくれるはず?

文/編集部

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