海外の一部でも「便所飯」が流行っているという話を紹介したが、日本古来の便所飯的な儀式(?)があることをご存知だろうか?
愛知県稲沢市で古くから行われている風習の一つ・便所開きだ。家の新築や、改築などで便所を新設した際、それに使う前に、知人を読んで便所飯ならぬ、便所菓子を振る舞うというものだ。
「家を新しくしたんで、便所開きをするんで」という感じで知人を招待し、トイレの中で抹茶とお茶菓子を食べてもらうのだ。ちなみに、食べている最中にそれがしたくなっても、それをしてしまうのは絶対NG。その際には近所のうちなどでしてもらうそうだ。
面白い風習もあったもんですが、なぞそんな奇習が行われるようになったのか、諸説あるものの、真相はいまだわからないようだ。
文/編集部