日本ラーメン、海外では時代遅れに NYでラーメンバーガー・ルネッサンス

※画像は『30 BURGERS with ramen buns』
ニューヨーカーたちの間で一風堂が行列店になり、アジア圏でも大勝軒、らあめん花月、凪などのよく知られた店が進出するなど、日本のラーメンは海外でも受け入れられるようになってきた。どの国でもちょっとおしゃれでクールな日本料理として認識されているようなのだが、一部のトレンディな人々の間では、ふつうの日本のラーメンは時代遅れになりつつあるというのだ。

「今、最先端の食通なニューヨーカーたちの間ではラーメンバーガーが人気なんですよ。焼いた麺をバンズにして、パテを挟んだもの。しゃれたレストランでも出している店がありますし、現地では完全にブレイク。スノッブな食通なんかは、もうふつうのラーメンはバカにしているぐらいです」(現地事情に詳しいライター)

日本でも昨年夏にロッテリアが麺屋武蔵とコラボして商品化し、インターネット上でも話題になったラーメンバーガー。アメリカのニュースサイトで「RAMEN」検索しても、半分ぐらいはラーメンバーガーの記事。たしかにブレイクしているようだ。だけど、我々日本人の感覚からすると、スープと麺がセットではじめてラーメンになるわけで、ちょっと違和感が…。

とはいえいまだNYでは一風堂も人気だし、ふつうのラーメン「時代遅れ」なんて言っているのは一部の人たちだけのようで。

とはいえ今後、日本でも逆輸入的にラーメンバーガーのブレイクの波が来るのかも? でもラーメンバーガーっていうよりは、ヌードルバーガーなんて言う方がしっくり来そうですけど。

文/編集部

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