みなさんは、何歳から「自分はイケてない、いや認めたくはないが、…ブサイクかもしれない。いやブサイクた」と認識をし始めただろうか。
イギリスの育児サイトNetmumsの調査が、英国に衝撃を与えている。同サイトによれば、5歳以下の子供の3分の1が自分のルックスについて認識しはじめ、8歳以上になると4分の3以上が自分の美醜について気にするようになる。またこれは実感するところだが、男子よりも女子の方がその傾向が強い。
また16歳未満の18%が「自分はブサイクだ」と感じて、自分のルックスに絶望しているとのこと。また同研究では両親が子供をよその子供と比較していることなども明らかにしている。
こういった美醜の自己認識は、親が思うよりも早く始まるものなのだ(親も通った道だろうが)。そのためにどんなに子供だと思っていても「お前は顔がイマイチだね」と言うことは、子供の心に深い傷を残す可能性があることを、親は覚えておいた方がいいだろう。そういったトラウマが、極度に身体や美醜に極度にこだわる一種の心身症「身体醜形障害」を引き起こすこともあるのだ。
ちなみに先ほどの調査の16歳以下の子供82%は「イケてる」「ぼちぼち」だと思っているわけだ。みなさんは16歳の頃、自分の見た目についてどう思っていましたか?
文/田中結子