次男の逮捕、島倉千代子さん葬儀参列での舌禍など、トラブル続きのみのもんた(69)。現在は報道番組への自粛のみでいまだラジオなどへの出演は続いている。しかし、引退寸前までの窮地に立たされているという。
「10月30日に発売された『週刊文春』での、みのさんのロングインタビューが原因なんですよ…。みのさんは自身の会社ニッコクの談合疑惑をめぐって、右翼に凱旋をかけられた時、芸能界のドンと言われる人物を通じて、民族派団体の大物にコトをおさめてもらった経緯がある。そう報道されてきた。しかしインタビューではそれを全て否定したんです」(スポーツ紙デスク)
この「でたらめだ」と言わんばかりのみのの言葉に、民族派団体の大物が激怒しているという。
「他のメディアに書かれているように『みのが引退するまで街宣をかけるよ』と怒り心頭だそうです。やはり業界的には義理を欠くのが一番のタブー、みのさんはそれを自ら破ってしまったのかも知れませんね」(週刊誌記者)
仮に連日街宣をかけられると何がまずいのか、それはテレビ局側の問題だ。広告費が激減しているテレビ局は、広告のクライアントに対してかつてないほどナーバスになっている。みのの件で毎日街宣がかかれば、当然クライアントはその局から離れてしまう危険性があるのだ。
「それだけに、みのさんを使うことにメディア側が及び腰になってしまっている」(前出・記者)
テレビなどのメディアには、ああいう憎まれ役もまだまだ必要なのでは。もろもろの失言はともかく、このまま消えてしまうには惜しすぎる?
文/島村忠司