東亜日報の報道により、韓国のネチズンたちの間に喜びの声があがっている。以下が同メディアが報じた内容だ。
安倍晋三首相は14日に韓国国会議員に会い、年内の日韓首脳会談の希望を伝えた。また前日の13日もにイビョンギ駐日韓国大使に会った際も同様の意を伝えたという。
安倍首相が昨年12月に就任した後、公式席上で韓国の関係者と会ったのは今回が初めて。韓国語で”こんにちは”と挨拶し、15日に開かれる韓日共同位総会に出席、三日目の韓国関係者と会談した。従軍慰安婦などの歴史問題については、「歴代内閣と同じ韓国側に謝罪の意を持っているのだが、真意が伝わらず嫌韓首相だと思われてしまっているようだ」と話したという。韓国語で「トンソク(痛惜 ※大変申し訳ない)の心がある」という表現も使った。
また13日に訪韓した西正典・防衛省事務次官も「河野談話を尊重する」という意思を明らかにしたと伝えられている。観光政府内外では「シークレットな形ではあるが、安倍首相が間接的に韓国に謝罪の意を伝えたことに間違いない」と話題になっているという。
このような報道を受け、ネチズンたちの間では「ついに日本が兜をぬいだ」「悲願がかなった」「韓国の実力を知る安倍は切れ者だ」といった意見があがっている。
文/高原信吾