「和食」「キムチ」世界遺産に ネットの”愛国者”は悔しさをにじませ

そんなに目くじらたてなくても……
先日、「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが確実になった、とのニュースが日本中を沸かせた。

ところがその直後に、韓国の「キムチとキムジャン(越冬用のキムチ漬)文化」が、同じくユネスコの無形文化遺産に登録されることも明らかに。

この報道を受け、日頃から韓国バッシングに勤しむネット上の”愛国者”たちからは「またお金積んだのと違う?」「日本産のキムチうめぇwwwwww」「漬け物くらいしか文化がないから、良かったんじゃね」などの悔しがる声が相次いでいる。

「「和食」に世界遺産の箔がつく、とイイ気分になっていたところに、大嫌いな韓国の食べ物が同じ扱いをされることになって、水を差されたような気持ちになったんでしょうね。仮に気に食わなくても、自国は自国、他国は他国で気にしなければいいと思うのですが……最近は韓国の料理や文化を支持するような発言をしただけで、ネットで「反日」などと批判の声が上がることも珍しくなくなってきました。彼らは草の根で国防を担っているつもりらしいんですが……困ったものです」(週刊誌記者)

一方韓国でも日本と同じように、ネット上の”愛国者”が「和食」が世界遺産に認定されたことに悪態をついているのだという。どちら国の国士様も、少し舌を、じゃなくて頭を冷やしてみてはいかがだろうか。

※写真はWikipediaより

(文/林田卓夫)

編集部: