「アイヤー! チュウミンア(助けて) ガガ…」そんな謎の声が、中国の万博会場でこだましたという。
中国遼寧省で開催されている「2013中国錦州世界園林芸術博覧会」。同イベントににおいて注目を浴びていたのが案内係をつとめていた女性ロボット「美女機器人」だ。観光客たちからの質問に答えることができ、さらには地元の方言“錦州話”を駆使することもできた。
青いドレスをまといウェーブヘアが麗しい女性の姿をしているこのロボットだが、2日に一時撤去されてしまった。というのも
「観光客たちがこの美人ロボットをさわりまくった。髪の毛を引っ張ったり、顔をつねったり。服をめくり上げて下半身にタバコを当てたりもしていた。中には酔っ払った客がズボンの前からものを出そうとした事件もあった。また開場前に見ると、“なぞの液体”がかかっていたことも」(地元紙報道)
地元ローカル情報サイトでは、この女性ロボットが上記のように「助けて」と言うイマージェンシーコール発し、それが止まらなくなってしまい、それでやむなく撤去することになったなんてちょっとした都市伝説的な話もある。現在はリストア中だというこの女性ロボット、修理後にはどのような形で展示するか、主催者も頭を悩ませているという。それしても、これで欲情するって凄いですよね…。
(文/本木心平)