5日夜放送の、フジテレビ系『奇跡体験! アンビリバボー』に出演した大久保佳代子が、プライベートで体験した「バッタ混入事件」を明かした。
この「事件」、イタリアンの店で友人たちとランチに行った際、大久保はサラダに5センチ程度のバッタが混入しているのを発見したというもの。これを店員に指摘したところ、店長らしき人に謝罪されるも「お詫びのサービス」は無し。そればかりか、内緒にしてほしいという身振りまで示したのだという。
「サラダにバッタ」なんて信じられない出来事を体験した大久保の怒りはごもっとも。だが、そこまで目くじらをたてることなのか、と疑問を呈する声もある。
「野菜に虫がたかっているなんて別に珍しいことじゃありませんよ。よく洗っていなかったという店側の落ち度はあるでしょうけど。この店がそうだったのかはわかりませんが、無農薬が売りのオーガニック系レストランなどで出される生野菜には、ちょっと気を抜くと簡単に虫が混入してしまうことは知っておいた方がいいでしょうね」(自然食品ウォッチャー)
生だけではない。茹でた野菜にも「虫」は潜んでいる。
「例えばブロッコリーにはチョウが卵を植えつけますので、青虫がたかります。あのアフロヘアみたいなところに入り込むとなかなか見つけられないし、洗ってもそう簡単には取れない。茹でてかじってみたら白くなった青虫がウニョウニョ入っていた、なんてことはたまにあります。私は気にせず食べちゃいますけどね。気付かずに食べてる人もいると思いますよ」(同)
しかし青虫やバッタが入っていて大丈夫なのだろうか?
「青虫にしろバッタにしろ、その野菜を食べて生きているわけですから基本的にそんなに不潔ではないですよ。むしろ貴重なたんぱく源として昆虫食は世界でも注目されつつあります。大久保さんの件も店長は「大当たり!」なんて言ってバッタをつまみ上げ、、その場で素揚げにでもしてごちそうしてあげれば良かったんじゃないですかね」(同)
まったく良くないが、オーガニック系の食事を食べにいく人は、虫に遭遇する覚悟ぐらいは備えていた方がいいのかもしれない。
(文/行方アキヒデ)