ジャイアン料理に新レパートリー 犬も逃げ出す魅惑の味

『UDF 藤子・F・不二雄 シリーズ1 ジャイアン』
30日放送のテレビ朝日系列『ドラえもん』で、ジャイアンの新作料理が登場した。

この日のドラえもんは、雨で中止になった夏祭りを諦め切れないのび太たちが、ドラえもんの道具を使いお寺の縁の下にミニチュアの屋台を作り、体を小さくして夏祭りを楽しむという内容。ジャイアンはたこやき屋のブースをつくり、この『ジャイアンたこ焼き』を皆に振る舞った。

この『ジャイアンたこ焼き』、表面が紫色をしており、形こそ丸く整ってはいるものの、タコのアシが中から助けを求めるかのように飛び出しているのが特徴だ。

何が入っているかは不明だが、後に祭り会場に迷い込んできた野良犬がこのジャイアンたこ焼きで撃退されていることから、食べ物というよりは兵器としての価値が高そうだ。

ジャイアンといえば、迷惑な歌声のリサイタルと並んで、激マズ料理をのび太たちに振る舞うことでも知られている。これまでに登場したのは、原作のマンガにも登場したジャイアンシチュー、宇宙人には大ヒットしたジャイアンピザ。これらにつづいてこのジャイアンたこ焼きは3作目となる。

ちなみに、ジャイアンシチューは、藤子・F・不二雄ミュージアムのカフェでメニューに並んだことがある。このジャイアンたこ焼きが商品化されることも、将来的にはあるかもしれない。

(文/渡辺弘秋)

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