『生かつおマック』 禁断の生魚バーガーに挑戦!

持ち帰りはヤバイ。特に夏は。
マックDE刺身?

今年こそはと期待していたが、やはりダメだった。古くより「女房を質に入れてでも食べたい」とまで言われる初カツオ。この味をマックのハンバーガーとして食べることができたなら……残念ながら、商品化されることなく今季も旬を過ぎてしまった。

パンと刺身という組み合わせは、生臭そうなイメージから敬遠される方も多いだろう。バンズが赤く染まるのがグロい、という意見もごもっとも。だがパンと生の食感の魚は、決してミスマッチというわけではない。スモークサーモンを挟んだサンドイッチなどが存在していることからも、美味しいものに仕上がる可能性は充分にある。

手前味噌ながら万能調味料だと思う
雄山を激怒させた組み合わせ
再びジュレ登場

味付けには、以前サバタツタを作った時に使ったポン酢ジュレを再登場させた。レタスやスライスした玉ねぎやパプリカをのせて、海鮮サラダ風に仕上げれば、生臭さもさほど気にならない……と信じたい。お好みでマヨネーズをかければ出来上がり。

お造りの状態にして冷蔵庫に保管しておけば、のせるだけで作れる。焼いてから挟む通常のハンバーガーよりも早くできるのではないか。もっとも、再冷凍はできないので、廃棄ロスを防ぐために、1日の販売数を絞る必要はあるかもしれない。

もちろん、衛生面から持ち帰りはNGになるだろう。店内限定というのも、やろうと思えば逆に売りにできるかもしれない。

まあ正直見た目はあまり良くない……
完成品がこれ。一口かじると、カツオ本来のほのかな汐味とポン酢ジュレの酸味が混じりあって口に広がる。バンズが余分な水分を吸収して、赤身をふんわり包んでくれるため、なめらかな口当たりになる。味はいい。

バンズが赤く染まるのは確かにいただけない。
味はいいのだがやはり……

味はいい。いいんだけれど、やっぱり鼻から抜ける生臭さがやや気になる。最後まで食べると口の中がすっかりカツオのニオイになってしまい、後味がスッキリしないものになってしまう。

かつおの鮮度に問題があった可能性も否定できないので結論は出さないが、生カツオマックは正直……という感じの味だった。

生魚は諦めない

もっとも、カツオはどちらかというとニオイの厳しい魚。別の魚の新鮮な刺身であれば、バーガーにしても十分美味しくいただけるはず。そう信じて、今後も当編集部は刺身マックに挑戦していく。マックが後追いで商品化するその日まで……。

文/石崎覚士

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