マンスリーアーカイブ 6月, 2020
新型コロナウィルスに負けないためには良質の睡眠 良い眠りが体験できる話題の「睡眠カフェ」に行ってみた!
「睡眠カフェ」といえばテレビやWEBメディアでも盛んに取りあげられる人気スポット。良質な睡眠は免疫力を向上させるとも言われており、このカフェに大きな注目が集まっている。
「ネスカフェ 睡眠カフェ」は、2019年3月に東京・大井町にオープン。施設内にはベッド6部屋とリクライニングチェア4部屋があり、近隣の企業のサラリーマン、羽田空港からの旅行帰りの人、地元の年配客など幅広いファンに利用されてきた。東京都の緊急事態宣言下では営業を自粛していたが、6月1日より完全予約制、衛生管理の徹底、滞在時間短縮のため部屋を少なくして「チェアーでの30分のナップコース」のみとなったが、そんな営業体制変更のもとで再開にこぎつけた。
良い睡眠と良い寝起きがセットに
待望の再開となった同カフェで人気コースの「ナップコース」(30分の仮眠体験+コーヒー1杯 750円 ※税抜)を体験してきたのだが、まさかこんなにもぐっすりスッキリ眠れるとは!
この日体験した部屋は、人間工学に基づいて作られたフランスベッドの「レザーリクライニングチェア」の部屋。受付は明るいのだが、睡眠するスペースに入ると、ラグジュアリーなレストランのような雰囲気で、心地よく暗い。そしてかすかな水の流れる音がする。これは森や川の自然音で眠りを誘うハイレゾ音源対応スピーカーによるもの。
案内された「レザーリクライニングチェア」だが、背もたれを倒し、足元をあげることで、フラットにも近い状態にすることができる。こういった椅子でありがちな腰にだけ負荷がかかり、長時間寝ていると痛い、といったこともない。体重を均等に分散してくれるのか、座っただけでリラックスできそうだ。
と、ここまでは心地の良い眠りのための仕掛けなのだが、睡眠カフェが素晴らしいのは起床のための仕掛けもある点だ。各コースのシーンに応じて、カフェインレスコーヒーもしくはカフェインを含むコーヒーを提供し、コーヒーを飲み分けることによる良質な睡眠・仮眠へのアプローチが可能になっている。
今回の「ナップコース」では、仮眠を取る前にカフェイン入りのコーヒーが提供される。はじめにそのコーヒーを飲んでおくことで、15~20分の仮眠をとり終わった頃に、ちょうどカフェインが体内に吸収され交感神経が優位にくるために、シャッキリと起きることができるのだ。
当日筆者は疲れ切っていたので、ぐっすりと眠れたのだが、起きられるかだけが心配だった。しかし、変に頭が重い、ボーッとするといったことなく、起きることができたのだ。こんなカフェ、職場の近所にも欲しいなぁ。
お得な定額チケットも
スタッフに話を聞いてみると、近隣のサラリーマンなどの間で口コミで広がり、常連となるお客も多いそうだ。また、意外なのはこれまで羽田空港からの海外旅行客といった需要もあったそうだ。時差ボケになった頭をここでしゃっきりさせて帰路についていたという。他にも眠りの浅いお年寄りや主婦の方といった地元客も多いとのこと。今は席数を制限した再開になっているが、家よりも上質な睡眠がとれる、そのため様々な“眠り”を求める客が来るというわけだ。
特におすすめなのだが、定額チケットや、品川区内にお住まいの方や勤めている方向けの品川区割。定期的に来られる距離にいる方なら、絶対にオトクな価格設定となっている。
ちょっと遠くてなかなか行けないという方は、睡眠カフェのスタイルにならって昼寝の前にコーヒーを飲むだけで、目覚めが良くなるということだけでも覚えておくのがおすすめ!
<ネスカフェ 睡眠カフェ 大井町店>
【住所】 〒140-0014 東京都品川区大井1丁目7−7 K-2ビル5階
【定休日】 年末年始及び土日祝
【営業時間】9:00~18:00です。
【HP】 https://suimin-cafe.jp/
※完全予約制
<新型コロナウィルスへの衛生管理と対策>
・店内での滞在時間短縮のため【チェア30分コース】のみ同時間帯2名様までの利用となっている。
(店舗の衛生管理)
・数時間毎の窓換気30分以上の実施
・従業員の勤務前の体調管理チェック
・従業員のマスク着用
・睡眠サービス前後の従業員のアルコール消毒ならびに店内共用スペース
(入り口の扉、お手洗い等)のアルコール消毒
・お客様用アルコール消毒液の設置
・空気清浄機の常時運転
・ウィルス除去スプレーの使用
・チェアブースの不織布交換
リモートワークは健康維持が難しい 健康リスクを減らせる簡単な方法とは!
緊急事態宣言解除により減少したとはいえ、それでもテレワークを継続する企業も多い。だが、そこで心配されているのは生産性よりも、社員の健康リスクだ。自宅で仕事をするようになったことで、運動時間が減少する一方、座位時間が増加するなどを理由に健康リスクが増加していると言われている。だが、ちょっとしたことで、そんなリスクを下げることができるのだ。
6月18日にオンライン・ライブ配信形式で開催された、ネスレ日本によるメディア向けウェビナー「なぜなに!?コーヒーパワー“新しい日常編”」では、新しい生活様式下における健康維持について、多数の役立つ報告がなされていたので紹介しよう。
1日3杯のコーヒーが生活習慣病リスクを軽減
同ウェビナーでは、「“おうち時間”を健康的に送るコツとは!?-健康診断項目と活性酸素の関係-」と題して、品川イーストワンメディカルクリニック院長で医学博士の板倉弘重氏が講演を行った。新しい生活様式により、テレワークやインターネット通販が増え、運動量が低下、人との関わりが少なくなっているという。それにより生活リズムの乱れや偏った食生活が顕著に表れてきていると指摘した。
そんな乱れた生活の中では、活性酸素の過剰発生が起こりやすく、動脈硬化や循環器疾患、2型糖尿病の発症要因となりかねないという。生活習慣病リスクが高まっているというわけだ。
そこで板倉氏は「生活習慣病のリスクを低くするため、慢性疾患と戦うポリフェノールを摂取していく必要がある」と指摘。「食生活に上手に取り入れることで、活性酸素と戦う力として役立てることができる」という。
板倉氏によれば、だが日本人はポリフェノールの摂取量が少なく、理想的な摂取量には至っていないという。そんなポリフェノールを効率よく摂取できるのがコーヒー。目安として、「コーヒーの摂取量を1日3杯にすることで、理想のポリフェノール量となる。3杯を目安にコーヒーを飲むとよい」と訴えた。
こまめな座位の中断が重要
農学博士で、ネスレ日本ウエルネスコミュニケーション室の福島洋一室長は「コーヒーと健康」について講演。コーヒーを1日3~5杯飲む人は脳卒中のリスクが低く、また、飲む量が多ければ多いほど2型糖尿病のリスクが低いという。
テレワーク下では飲酒量の増加も報じられているが、福島氏は「コーヒーを飲んでいる人は、アルコールを飲んでもγ-GTPの上がり方が低い(肝臓への負担が少ない)」ことを指摘、テレワークで酒量が増えている人にとってもコーヒーは有用だというわけだ。他にも「コーヒーでポリフェノールを多く摂取している女性はシミスコアが低い」「短い昼寝前にコーヒーを飲むと記憶テストの間違いが減る」といった、直接関係ないにせよ、役立ちそうな情報が語られていた。
そして、そんなふうにコーヒーをまめに“いれる”こと自体が健康につながるかも知れない。
新しい生活様式におけるテレワーク下では、中断の無い座位行動が増加。もともと日本人は欧米諸国に比べて座位時間が長いとされており、この座位時間が長いほど循環器疾患脂肪リスクが上昇、メタボリックシンドローム発症リスクも高まるという。
だが海外での研究データのよれば「30分に3歩くことを繰り返した結果、1週間で中性脂肪が抑制されることがわかっている。また他の調査では、30分ごとに座位時間のブレイクをとる人は抑うつ、不安感が少ない」と指摘。つまり、運動をしなくとも(運動自体は健康維持に必要だが)、ほんのちょっとだけでも、座ることを中断すれば、健康維持につながるということだ。キッチンにコーヒーをいれに行くだけで、健康リスクを低下させることにつながるのだ。
上記の情報は、今現在テレワークの人だけではなく、テレワークから再び会社勤務になった人にも役立つはず。1日3杯のコーヒーや、こまめな立位、ぜひとも心がけてはいかだろうか。
一色萌のアイドル、色々。第 26回 「アイドルと部屋」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
緊急事態宣言が解除されて、国内での移動も全面解禁となりました。
ニュースに目をやれば「早くも観光地は賑わっています」といった内容が多く見られますが、換気・消毒の徹底、半ばルール化したマスクの着用、人数を絞っての営業など、そこに映る光景は以前の姿とは程遠いような気がします。
オンラインでのライブ配信やネット番組も充実してきて、今後も暮らしの中にある程度根付いていくような気配を感じます。
ライブハウスでお客さんを入れてライブができるようになっても、遠方や足を運べない方のために配信という手段は残っていくのかもしれません(もちろん配信のための機材やスタッフさんを手配する必要があるので、全ての公演でというわけにはいかないでしょうが)。
少しずつ取り戻したり再構築したりしながら、いつの日か、いつの間にか日常は戻ってくるのでしょう。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
前回の記事でアイドルのグッズやCDのコレクション収納に困っているというお話をしました。
その件については今も特に解決しておらず、入りきらないTシャツとCDの山はそれぞれ最高記録を更新するばかりです。
しかし家で過ごす時間が長くなるにつれ、家族との共用スペースや後回しにしていた部屋の片付けなどをしてみると、私の収集癖はどうやらアイドルグッズに留まらないということがわかりました。
わかりましたというか、自覚したのです。
私は両親との3人暮らしですが4人家族の想定で設計された家に住んでいるため、余った1部屋を物置部屋として利用しています。
2年前に引っ越してきた時、とりあえず段ボールや荷物を運び込んでそのまま放置されていることから、その部屋は我が家で唯一の“散らかった部屋”でした。
この部屋にあるものはほとんど日常的には使っていないということは明らかだったので、要らないものを捨てたら大分すっきりするはずと目星をつけて、やり甲斐のありそうなその部屋の片付けに意気揚々と着手しました。
ですが、作業を初めてまもなく雲行きが怪しくなります。
特に必要なものもないけど、要らないものもない。
一山一山仕分けていくと、そのほとんどが私の収集品もしくは保管品であることがわかりました。
家族共用の物置だと思っていた部屋は、ほとんど私が占拠していたのです。
思えば私は、昔から「とっておく」ことが好きでした。
最初の状態をなるべくきれいな状態で「とって」おきたいし、それが必要かそうでないかに関わらずデータが取れそうなものは「とりたい」子供でした。
小学生から大学までの教科書、ノート、プリント、友達からもらった手紙、年賀状、お年玉でもらったポチ袋や小さい頃に遊んだおもちゃなどの個人的なものに始まり、展覧会や舞台のチラシ、展覧会の図録、雑誌のバックナンバー、新聞の切り抜き、本やCDの帯、その他諸々……。
どれもその時その当時の私が丁寧に、それも完璧に揃えてとっておいたものです。
しかし丁寧にとっておいてはあるけれど、それらが大切なものであるかは、正直よくわかりません。
何年も前の、観に行けなかった舞台公演のチラシ。
そろそろ捨ててもいいかなと手にしてみたものの、今このタイミングでこれを捨てる意味を見いだせず、何も考えずにファイリングケースにしまい直しました。
結局のところ、無造作に置いてあるように見えたものたちは既にほとんどまとまっていて、段ボールから出して収納スペースに移動するだけで部屋はすっかり片付いてしまったのでした。
私は掃除や片付けが好きなので、基本的に自室が散らかっていることはほとんどありません。
大抵のものはなんとなく良い感じに収めることができるし、一度収納する場所を決めてしまえば、部屋をきれいな状態に保つことができます(その反面、スペースに収まらない量になってしまった時には途方に暮れてしまうわけですが)。
ものを捨てなくてもなんとかなってしまうため、その結果、ものを捨てない・捨てられないことに対しての問題意識が希薄なような気がします。
なんでも手元に残しておきたいと思う気持ちの裏には、取捨選択を避けようとする性格的特徴が関係しているようにも思えてきたのです。
正しいものを選べる自信がないから、選択をして失うことが怖い。
選択をすることで次の選択肢が狭まっていくことが怖い。
何も選択しなければずっと無限に選択肢がある状態でいられる。
そんな取捨選択を避けるための思考停止。
それは部屋が片付くとか片付かないとか、そういったこと以上の問題をはらんでいるような気がして、背筋に冷たい汗がにじむ感覚がしました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
なんとなく、アイドル活動をしている子は部屋が散らかっている子が多いような気がしています。
実際にアイドルさんの部屋を見て回ったわけではなく、本当になんとなくの、あくまでも私の勝手な印象です。
最近は自宅から配信をしているアイドルさんもよくお見かけするので、きれいで可愛らしいお部屋に住んでいるアイドルさんがたくさんいることを知っています。
むしろ配信する時なんて多少見栄えの良いところからするものだろうから、きれいな部屋の印象の方が強く残っていいはず。
それにも関わらずなぜか私の中にある強固な「アイドルの部屋=散らかりがち」なイメージの源は、ほぼ間違いなく川本史織さんの『堕落部屋』という写真集に出会ったことで作られたものです。
この写真集はマニアックなオタク趣味のある女の子の「堕落」した部屋を題材としたもので、50人の自室の写真が掲載されています。
何気なくこの写真集を手にとった2013年当時の私は地下・インディーズのアイドルにハマり始めた頃で、本を開いてからアイドル活動をしている・もしくはアイドルに憧れのある女の子が多く掲載されていることに驚きました。
それと同時に、アイドルが自室をこんなにも詳細に公開していいのかということにも衝撃を受けた記憶があります。
世の中には様々な趣味嗜好の人間がいて、当たり前ですが同じ部屋は一つとしてありません。
ごちゃごちゃと様々な物が散乱している部屋もあれば、部屋主なりのルールで整頓されていることがわかる部屋もあります。
他人様のプライベートな空間をこんなにまじまじと見ていいのかしらという背徳感とともにページをめくるうち、多くの部屋に共通していると感じたことがありました。
それはどの部屋も“ものが多い”なぁ、ということです。
アイドルが好きでアイドルに憧れる自分と“ものが多い”部屋はこの本の中に登場する部屋の主たちとどこか似通っているようで親近感を覚える一方、彼女たちにはなにか自分とは決定的に異なる魅力があるような気がしてなりませんでした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『堕落部屋』に関するインタビュー記事の中で語られた、「何かに激しく傾倒している人が作り上げた部屋が“堕落部屋”だと考えています。」という川本さんの言葉が答えなのだと思います。
いつの頃からか、私の中には「散らかった部屋」に対する強い憧れがありました。
それはゴミ屋敷に住みたいというわけではなく、「片付けを放棄してしまうほど夢中になれるものでいっぱいの部屋に住んでみたい」という欲望です。
そんな私の理想の「散らかった部屋」が、『堕落部屋』には詰まっていました。
いわゆる“汚部屋”とここでいう“堕落部屋”の決定的な違いは、その部屋を埋め尽くしているものが部屋主によって意図的に取捨選択されたものであるか否か、という部分にあると思います。
それを意識してもう一度写真集を開いてみると、そこに登場する部屋の中では「大切にしたいもの」と「必要だから仕方なくある生活用品」の扱いの差が明白であるということに気がつきます。
例えばあまり片付いているとは言えないような部屋でも、きれいにディスプレイされたフィギュアとゴミ袋に突っ込まれた洗濯物の間には明らかな区別がされていて、間違っても混同されることはないのだろうなという雰囲気があります。
「部屋」はそこで生活する人の所作も内面も容易に反映します。
とことん部屋の主の趣味や生活感で埋め尽くされた部屋からは、その人がそこにいなくてもどんな人かわかってしまうような、生々しい息遣いを感じます。
そこにある一つ一つのものが、部屋の主による膨大な回数の取捨選択を経てこの部屋にあるんだなということを思うと、足の踏み場もないほど散らかったその部屋がうらやましくてたまらない気持ちになるのです。
私の部屋にあるものはとにかく何でもかんでもとっておいた結果として多くなってしまったもので、片付いているうちは良いものの整頓を放棄してしまったらそれは概念として“汚部屋”寄りの部屋になってしまうのだと思います。
私は多趣味で好きなものが多くて家の中でも外でもなにかと忙しくしていますが、その実、何にも激しく傾倒してはいないのでしょう。
そう思うと、資料館のように片付いている部屋の裏に散漫な自分を見て少し虚しい気持ちになりました。
あてもなく積み重ねられているアイドルグッズの山だけが、今の私にとっての希望です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
なりふり構わず真っ直ぐに自分の好きなものに夢中になれる、そういう情熱と細かいことを気にしすぎないある種のおおらかさ。
何事も気にしすぎで考えすぎてしまう私はそういう精神性に憧れています。
そしてこれは根拠の揃っていない持論ですが、そういった人こそがアイドルに向いているのではないかとも思っています。
床に放置された紙袋、絡まった配線、食べかけのお菓子、使いっぱなしの文房具、巻数の揃っていない本棚、ポスターやタペストリーで埋め尽くされた壁……。
“堕落部屋”の端々から感じられる部屋主の息遣いには、どこかそれと似たものを感じます。
自分がいなくても自分の気配が残る。
そんな部屋にも、アイドルにも、私は憧れています。
きちんと整頓された部屋は生活しやすいし、私は片付けが好きだけど。
いつか自分の好きなもので埋め尽くされたどうしようもない熱のこもった部屋に、私は住んでみたいのです。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るりの3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。
超高画質で配信「Reading wave Vol.1〜文豪〜」朗読会が話題 古谷大和・石渡真修・廣野凌大ら人気俳優出演
新型コロナウィルスの影響により、ライブ配信によるイベントが増えている。だがそれらの画質のレベルに不満を抱くファンも多いのは事実だ。リアルイベントの代替であるからこそ、せめて高画質で自分の応援するアーティストを見たいというのが人情だろう。
そんな中で超高画質をうたい注目を集めるライブ配信イベントが、配信朗読イベント「Reading wave Vol.1〜文豪〜」(6月26日金曜日20:00配信開始)だ。アクセスマガジンジャパンが主催するもので4K対応のカメラを使って配信を行う。配信自体は視聴者の閲覧性をふまえたフルHDの高画質(それでも「超」といっても過言ではない画質)で配信、アーカイブ映像も同様のフルHDにて配信を行う。
今回の「Reading Wave」では宮沢賢治、芥川龍之介、太宰治、森鴎外ら「文豪」の名作を上演。出演者は、古谷大和、石渡真修、廣野凌大ら 今舞台を中心に大きく人気を集める実力派ばかり。
A3・キンプリの古谷、テニミュ・メサイアの石渡、テニミュ・ハイキューの廣野らいずれも実力派俳優による名作朗読劇であり、かつ現在のライブ配信イベントに一石を投じる高画質であるため、ファンだけではなくエンタメ、配信関係者などから問い合わせも殺到しているという。
特典付きなど、様々な新しい試みも行われている同配信イベントの放映は今週末、気になる方はぜひともチェックを! また4K画質でアーカイブされるので、当日観られないという方も後日観られるのでご安心を。
(イベント詳細)
【Reading wave Vol.1〜文豪〜】
6月26日(金)20時より
※アーカイブは7月5日(日)25時まで視聴できます。(見逃した後も購入できます。)
出演:古谷大和・石渡真修・廣野凌大
宮澤賢治「ツェねずみ」(3人)
芥川龍之介「お辞儀」古谷大和
太宰治 「走れメロス」石渡真修
森鴎外「木精」廣野凌大
芥川龍之介「仙人」(3人)
アフタートーク
【イベント詳細】http://amj.cc/special/reading_wave.php
【チケット】¥2500〜
【チケット購入サイト】https://mevie.jp/live-readingwave-v1-shop/ 上記にて購入できます。
一色萌のアイドル、色々。第 25回 「アイドルとオンラインショッピング」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
未だなかなか思い切り外出をしたり人と会ったりすることのできない日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、この約2ヶ月間ですっかり自宅ベースの生活が板についてしまいました。
といっても元々夜型で夜中に覚醒してしまったり、やや過眠の気があるため早めに寝たつもりでも目覚めるのは夕方だったりすることも多く、人に話すにはちょっとお恥ずかしいような生活ではあったのですが。
平均して大体月に10〜15本のイベントに出演し、皆さんの前で歌って踊っていた日々がなんだかずいぶん前のことのようです。
先日、通っているボーカルスクールからオンラインで授業を再開すると連絡があったので一度受けてみました。
ZOOMを利用してのレッスンは思ったよりも充実していて、いつも通り楽しく授業を受けていたのですが、画面越しに久しぶりに顔を合わせた先生から「笑顔の練習をした方がいいね」と指摘され、がっくりしてしまいました。
人と話す機会が減った分、どうやら笑顔がへたくそになってしまったようです。
アイドルとしてこれは由々しき事態と捉え、部屋でひとり奇妙に顔の筋肉を動かしながらこの原稿を書いています。
手探り状態だったネット上でのアイドル活動も、前回の更新から今日までの間にある程度のフォーマットのようなものが出来てきたような気がします。
SNSの更新頻度を増やしてファンの方と交流したり、自宅で過ごす様子や無観客でのライブを配信したり、オンラインショップのラインナップを見直してみたり。
自宅にいながらにしてのアイドル活動の形が少しずつ見えてきて、今やるべきことも選択しやすくなってきました。
しかしその反面、今度はその形に慣れてしまうことが怖いなという気持ちも出てきた、というのが正直なところです。
ライブで真価が発揮されるライブアイドルの世界。
そりゃあアイドルさんもお客さんも皆、ライブハウスに集まってライブがしたい・見たいに決まっています。
緊急事態宣言から明けても、しばらくは以前のようにライブをするのはちょっと難しい状況が続きそうです。
この時期を抜けてライブハウスに集まってライブができた時には、遺憾無く最大限のパフォーマンスを発揮できる状態でいたいし、そうでなければいけないなという気持ちで、引き続き自宅での時間を過ごしていきたいなと思っています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
家で過ごす時間が増えてからというもの、通販やお取り寄せを利用する機会が増えました。
店舗の営業時間が短くなっていたり、オンライン店舗のみでの営業に切り替わっていたりしたので当然と言えば当然なのですが、これが意外と便利でこれからもお世話になりそうです。
三日に一度くらいのペースでタワーレコードに通っていたのに、タワレコオンラインでもセブンイレブン受け取りにすれば送料無料でお買い物できるなんて知らなかった……。
工場の稼働ストップなどの影響を受けてCDのリリースは延期になったものも多く見られますが、先ほども少し記述した通り、多くのアイドルさんがこの事態に伴ってオンラインショップや配信のサービスに力を入れているような印象です。
BASE(維持費用なしでオンラインショップが開設できるサービス)やSUZURI(オリジナルグッズを手軽に作成・販売できるサービス)など、誰でも簡単に売り買いが可能なプラットフォームが充実してきていることも、それを助長しているかもしれません。
グッズは定番のTシャツやタオル、ステッカー、缶バッジ、キーホルダー等に始まり、手作りマスクなど今のタイミングならではの新商品を追加する方もいたりして、ラインナップを眺めているとアーティストの個性が如実に現れるなぁと感じます。
商品ページを見ているだけでも結構楽しいので、暇つぶしに巡回するのはかなりおすすめです。
ライブハウスやアーティストへの支援を目的としたオリジナルグッズの販売の動きも活発に見られています。
私たちキスエクも今回のコロナ禍に際しての支援企画にこれまで2件参加させていただきました。
K&Mミュージック代表の小林清美先生によるアイドルへの応援ソングを作る企画、
そしてイベントスペース・神保町試聴室を支援するドネーションCDアルバムの両方とも、参加アーティスト数30組を超える豪華な企画となっていて、貴重な機会に参加させて頂いたなぁと出来上がった音源を聴いて改めて感じました。
「今自分たちにできることを全力でする」という一人一人の気持ちが一つの形になった時、本当に素晴らしいものが生まれるんだなと実感した次第です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私は普段から比較的グッズや音源を購入する方なのですが、今の時期こそアーティスト側の企業努力に応えようと、いちヲタクとしてオンラインショップのチェックを念入りにしていたら、気づけば約1ヶ月ほどの間に購入したTシャツやCDが山のようになっていました。
毎月いくつ何を買ったかを全て把握しているわけではないのですが、これはちょっと多いような気がします。
私のTシャツコレクションについてのお話は先日、トークイベント等で大変お世話になっている大坪ケムタさんのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=ByY0kfKQVSs)でも取り上げていただきましたが、そろそろ整理するスペースが無くなってきているので節制しなければと思いつつのこの体たらくです。
少なからずコレクション癖のある方なら共感していただけるかと思いますが「グッズどこに収納するか問題」、深刻ですよね。
全部しまい込んでしまうのももったいないけど、たくさんあるから全部を出しておくわけにもいかず、そしてどんどん溜まっていくステッカー、缶バッジ、ラバーバンド……。
皆さんがどうやって収納しているのか、はたまた収納することを諦めているのか、一度徹底的に調査してみたいと思っている事柄のひとつです。
話を戻しましょう。
ライブ後の物販で現品を購入する際にはお財布の中身や荷物の量と相談しながら購入する品物を選択する必要があるのですが、どうも通販だとその制約が甘くなるので厄介です。
しかも目の前に在庫が見えていて順番にレジ対応をしてもらう物販とは異なり、全国から不特定多数が同時に商品をカゴに入れることができると思うと、人気の商品の場合はおちおち悩んでいる暇もありません。
送料がかかることも考えると、この際まとめて買っちゃおう!なんてことになって、予定になかったものまで購入してしまったりします。
ネットでの決済に抵抗がなくなると、今度は頑なに CD派だったはずなのに配信の音源に手を出し始めて……。
そんなこんなで「悩んだら買え!」の精神に基づいて生きているとオンラインベースのヲタ活はやばい!と気づいた今日この頃です(時すでに遅し)。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
しかしそうして「思わず買っちゃった」ものが、他ならぬ私の・あなたの応援したいアイドルさんやアーティストさんを支えていることは紛れもない事実です。
実際、私たちもライブ公演ができなくなってしまったこの数ヶ月間は、オンラインショップでお買い物をしてくださる皆さんにとても支えていただいています。
本当に感謝してもしきれません。
イベントが次々と中止になり始めた4月の頭、朝の情報番組でゴールデンボンバーの歌広場淳さんが「好きなバンド、好きなアイドルを応援したければグッズは利益率がいいぞー!」と発言したこともTwitterで大きく話題になりました。
余談ですが、歩合・出来高制を導入している場合が多いライブアイドルにおいてはチェキが利益率の最も大きい割合を占めているケースが多く、規模が大きくなるにつれてチェキ会の開催が制限され、給料制にシフトしていくと必然的にTシャツやタオルなどのアパレルが占める割合が大きくなるようです。
通販では「その日その時の思い出を切り取る」チェキの魅力は現場でのものよりも目減りして見えてしまう、という方もいらっしゃると思います。
それは全くその通りで、瞬間を共有するチェキの魅力は現場でこそ最大限に感じられるものだと私も思います。
その分、現在は配信でのチェキ会やサイン会などでの付加価値をつける方法を各々が試行錯誤をしている最中と言えますが、誰でも見ることのできる形では名前を呼ばれるのが恥ずかしいという方がいらっしゃったり、まだまだ改善の余地がありそうです。
配信でのライブイベントが同じように試行錯誤の過程を経ながら少しずつ市民権を獲得しているように、オンラインチェキ会やサイン会もこれからもう少し参加しやすい形が生まれていくのかなと思っています。
買う側の楽しみも、買ってもらう側の嬉しさも同時に感じることができる立場で不思議な感覚を味わいつつ、私は今日もアイドルさんのホームページを巡ります。
まだまだ先の見えない状況ではありますが、この際今だからこそといっそ開き直って通販生活を満喫しようと思っています。
宅配業者さんの手間を増やさないようになるべくまとめて注文をして、留守にはせずきちんと受け取り、そして感謝の気持ちを忘れずに。
皆さんもどうか無理のない範囲で、充実したオンラインショッピングライフをお過ごしください。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るりの3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。