マンスリーアーカイブ 5月, 2015
大勝軒がカレーを麺にぶっかけただけのメニューが美味すぎた! カレー好きラーメン好きは絶対食べるべき新しい美味しさ 異端児店の「ばそカレー」は超人気メニュー
先日惜しくも亡くなった・山岸一雄さんでも知られている大勝軒、そのグループ内でも異端児と言われる東京文京区の江戸川橋大勝軒が提供するメニューが、好事家たちの間で話題になってきた。それは大勝軒の極太麺に、カレーをぶっかけた「ばそカレー」というメニュー。カレーをかけただけでしょ…というわけではなく、なんとも言えない不思議な魅力を持つメニューとして人気をほこっている。
■ラーメン屋なのにカレー屋状態
江戸川橋店は他にもナポリタン風「ばそリタン」「カニーライス」といった何がなんだかなメニューが豊富。甘酸っぱいスープのつけ麺と魚介たっぷりの濃厚なラーメンという、一般的な大勝軒のイメージとは大きくかけ離れている。
たとえば業務用のカレーをぶっかけたカレーラーメンなどはよくあるが、ここのカレーはオリジナル。おまけに朝鮮人参などの生薬がスープに入っているために「ここのカレーは精力剤としても効く」(ラーメンファン)なんて声もあるほど。実際、筆者も食べたが妙に今日元気なのは、まさかこのため?
■生薬カレーを引き立たせる極上麺
そんな生薬たっぷりのカレーが、たっぷりかかったプリプリしこしこの極太麺。噛みしめてみると、意外にも小麦粉の味がカレーにまけずにしっかりと感じられる。カレーの辛味と甘味は適度で、麺そのものを楽しむことができるのだ。またカレーにはソーセージが乗っているのも、お子様カレー感があって嬉しい! こういうの大人になると、あんまり食べる機会がないので。
■カレーとしてもハイレベル
また福神漬け代わりのダイコンの漬物も甘酸っぱくて美味しいのだ。カレーとしてもハイレベルな味わいなのを、それをナンでもない小麦製品、まさかの麺と合わせる(しかも合う)というところが斬新すぎるメニュー。小麦粉の味わいを堪能しつつ、同時にカレーのホットな美味しさを楽しめる、シンプルだけど意外になかった、このメニュー!
江戸川橋大勝軒/東京都文京区関口1丁目19−5 弥助ビル別館1F
文/高野景子
セブン-イレブン「金のモモハム」は神豚すぎる極旨肉! たった3枚で税込354円、それでも食べたいリッチな芳醇さ
コンビニPB商品といえば量もそこそこお値段そこそこ、そんなリーズナブルなイメージ。だがセブン-イレブンのPB「金のモモハム」は3枚で354円という高級品。値段にはひるんでしまうが、一枚食べてみれば「すいません、納得です…」な味なのだ! バルとかで出てくるいいハムの盛り合わせに乗ってそうな、肉の旨味がハードな逸品である。
■ノーマルハムの5倍もするセレブハム
現在セブン-イレブンのPB「ロースハム」は70円、その5倍の価格というのだから、いかにこれが高級なのかわかるだろう。ただそれも致し方ない、肉の旨味とワイルド感がすごいのだ。バブル華やかなりし頃、お歳暮で送られまくった高級ハムの味わいだ。
■フルボディの赤ワインに負けない味
ラーメン二郎に入っているブタは、その時の肉質によりいいものは「神豚」などと言われるが、それを彷彿とさせる。たしかに多めについた脂は、ほんのりけもの臭がして、二郎的なワイルドさを楽しめる。フルボディの赤ワインにも負けない、肉本来の魅力を堪能できる。
脂こってりでオイリー&ジューシーなので、ハム特有のパサパサ感もなく、万人受けする質感も。
■草食系に食べてほしいワイルドな味
「日頃食べやすい味付けの加工肉や、くさみを抜き去った脆弱な肉になれてしまった人にこそ、食べてほしいですね。肉ってもともとはこういう美味しさなんだ、とよくわかるパンチがあります。気になる人、わさび醤油や生姜醤油で食べてもいいかも」(フードコーディネーター)
そのままで食べても美味しいし、薬味をつけてカスタムするのもアリ。またスーパーなどで売っている同じ価格帯のチャーシューよりも肉の旨味がしっかりしているので、ラーメンなどに乗せるのもあり。またシーザーサラダなどに混ぜこんでもいい。
父親のところに届いていたお歳暮のハム、そんなノスタルジーにも浸れます! お歳暮のハムって美味しかったんだなぁ。
文/高野景子
ダースベイダーのランチパックが暗黒面に美味い件!!! 黒胡椒が辛くて、食べ終わると「コーホー…」ってなる!
東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーの「山崎製パン(ヤマザキ)」が、ディスニー傘下に入ったルーカスフィルムの『STAR WARS』とコラボ。人気キャラクター、ダース・ベイダーがデザインされた「ランチパック ジューシーメンチカツ」を発売し話題となっている。
■ベイダーの野望と同じくアツい
ダース・ベイダーの威圧感がパッケージから溢れだしている「ジューシーメンチカツ」は、持ったときの重さもずっしりとボリューミー。ダース・ベイダーの野望の大きさにも匹敵するほどだ。中にはジューシーメンチカツと黒胡椒入りドレッシングがサンド。むろんベイダーは無言だが、「食べるだろ?」と訴えかけられているようで、命令を聞くしかなさそうだ。
■黒胡椒とカツがマッチ
袋から開けた瞬間からメンチカツのいい香り! パンの端をひとかじりしたところで、厚みのあるメンチカツがお目見え。この時点でも黒胡椒の匂いが鼻に届く。野菜などの余計なものは入っておらず、カツとドレッシングのみ。黒胡椒のピリッとしたスパイスに、肉の旨味がマッチ。ドレッシングソースのタレ感が、パサパサな感じをなくしているようで、食べていても喉に詰まりそうにならないのも不思議だ。
■組み合わせの理由は食べればわかる
ダース・ベイダーのライトセーバーの腕前と同じように黒胡椒の切れ味鋭く、冷酷非情な司令官で部下を恐怖させるかのようなカツの厚み。そんな一見冷徹な彼だが、「からみの苦手な方は注意してください。」と優しい父親の顔を覗かせるようるなコメント?が表面に注意書きされているなど、よくできたランチパックだ。ツイッターなどでは「なぜダース・ベイダーとメンチカツ?」と話題になっていたが、食べれはわかる! というか、食べたらコラボしていることなんて忘れるくらい美味しい! 今日の昼は「ランチパック ジューシーメンチカツ」で決まり!
文/新井華子
娘を男から遠ざけるアイデアTシャツのお父さんが話題! こんな服着てる女の子には近づきたくない…と絶対思わせる服がヤバい
娘をもつお父さんたち、うちの子に“悪い虫”がついたらどうしよう…、とにかく男から遠ざけたい…、とはいえ一日中見張っているわけにもいかないし…そんな風に思っている人も多いだろう。そこである秘策を弄したオーストラリアのパパが、ネット上で話題になっている!
■ムキムキマッチョな写真を服にプリント
オーストラリアに住むキット・デールさんは、自らがプリントされたTシャツを娘に着せて、Facebookに公開した! その写真はムッキムキなポーズをとっているもので「Stay Clear Boys、this is my dad!」(男の子たち近づいちゃダメ! これが私のパパなの)と書かれているのだ。
■このお父さんは格闘技の達人だった
しかもこのお父さん、実際に格闘技大会で優勝している“武術の達人”。ただ筋肉ムキムキな人、というわけではなく実際にめちゃくちゃ強いのだ! そんなお父さんでも娘のことになると、不安で仕方なくってこんなことをしでかしてしまうという…。岡田あーみん先生の伝説作品「お父さんは心配症」を地で行くストーリーだ。
■娘さんのイヤそうな表情がすごい!
とはいえ、娘さんの本当に嫌そうな表情といったら…。パパのドヤ顔とのギャップがすごすぎる…。そんな写真の面白さも相まって、現在Facebookでは40万いいね、シェアが5万というほどの反響を見せている。娘を男に渡したくない、そう思うのは世間のお父さんたちの共通の心配、それだけに大きな共感を呼んだようだ。
文/原田大
肉フェス 2015 後期レポ! 肉好きトロかす肉汁&脂の逸品を実食レビュー!!! 真紅のルビーのようなミート矢澤ステーキ、宮崎牛A5ステーキ握り、会場の穴場スポットまで完全紹介
老若男女の肉食系が集まるGW注目イベントといえば、「Food Nations〜肉フェス〜TOKYO 2015 春〜」。すでに前期(4月24日から29日)が終了し、5月1日からいよいよ後期がスタートした。夏日にもなりそうな気温、太陽と肉というベストマッチング♪ 肉食系の筆者も炎天下のもと肉を食らいついてきた!
今年のGWは最高16日連休も可能と言われるロング休暇。とはいえ筆者が訪れた1日は、暦でいえば平日。何時間も待つような行列は少なく、赴くままに気になる肉を速攻ゲット。全国から集まる人気&話題の肉&スイーツ30店舗が集結。そのうち人気の高い6種類をレビュー! 見ただけでも満腹になりそうだ。
■ザ・肉フェス!!
矢澤ステーキ(ミート矢澤)¥1400
最高級黒毛和牛をリーズナブルに味わえる、肉好きなら誰もが知る名店・ミート矢澤からは、A5ランクの黒毛和牛ステーキ。レアに焼かれた肉の"ザ・肉フェス”らしい見た目に、瞳からも肉汁がしたたりそうだ! これだけでご飯何杯もいけてしまう甘タレとA5肉がフォーリン・ラブ♪ まずいはずがない。この厚みにも関わらず、柔らか〜〜〜い! 添えられたきめ細かいマッシュポテトが、野外ながら高級焼肉店にいるような雰囲気を味わわせてくれた。
■サクシャキをお楽しみあれ
牛カツレツ(きむらてつ 炙り屋緑)¥1400
ミディアムレアに仕上げた牛ステーキの写真に惹かれ購入。しかし、思った以上に屋台感がハンパない一品に驚きが隠せない。食べてみると、まだ温かく衣はサックサク! 京野菜の九条ネギもたっぷり乗っており、サクサクとシャキシャキの共演だ。わさび醤油でいただくカツレツに、チープなパッケージが台湾などの屋台街を歩いているような、身近な存在に思えたぞ。フェス内にカレーがあったら、カツカレーにして食べたい、なんて邪道だろうか。
■寿司ってだけでワクワクが止まらない
宮崎牛A5プレミアムステーキ握り(丸ノ内 大安くらぶ)¥1400
日本人の寿司に対する憧れは一体なんなのか。日本人特有のあの期待感をまんまと戦略にしたこちらは、宮崎牛をバーナーで炙り、酢飯の上にのせたプレミアム寿司。紙皿に一枚牛肉が置いてあるだけでは残念にしか思わないのに、下に一握りのご飯があるだけで、ワクワクが止まらない! 肉にはコショウが効いており、濃い味付けなのに酢飯でさっぱり。一貫とはいわず、二貫・三貫と箸を進めたい。これはぜひ一口で! とてつもなく贅沢な気分に浸らせてくれるぞ。
■肉食系のパンケーキでしょ
黒毛和牛切り落としドッグ(焼肉 くにもと)¥700
ご飯からパンに変わった途端の、このジャンキーさったらない! 見た目のインパクトは今日イチだ。こんがり焼かれた和牛を特注のバター風味ロールパンにサンド。肉はすき焼き風な味付けかと思うくらい、甘めに焼かれており、それにバターロールが相まって思った以上に甘いぞ! 冷えたスイーツで口の中の肉汁をさっぱり、なんてクソくらえ!なやつらにぴったりな肉スイーツ。ドデカパンケーキを食べるより、肉食系男子は肉パンが似合うと思わないか?
■優しい過ぎるよ! お兄ちゃん!
おにいちゃんの豚汁(肉料理研究所)¥400 ごはん¥300
フェスでは焼き肉が主な中、汁ものを発見! “おにいちゃん”とは何を意味するのか。確かに差し出してくれたお兄さんは朴訥とした、北海道を思わせる優しい方。しかし! おにちゃんはそこじゃない! 最初に汁をすすったときは、薄い?と思ったが、これだけ味付けの濃いものがそろうフェスの中で、唯一と言っていいほど、優しい味付け。ちょうどいい薄味と気づく。なるほど、この優しさこそ、おにいちゃん!!! お腹も心もほっこり。「ゆっくり飲めよ(兄)」。
■写真からの実物。その裏切りようって言ったら
肉ドーナツ(加藤牛肉店)¥700
看板にある“肉ドーナツ”の写真で即決。300枚限定なんだとか。穴が空いてりゃドーナツと言わんばかりの、ドーナツへの期待をコテンパに裏切るそのフォルムに圧倒。中身はメンチカツだ。揚げたてなので、アッツアツ! 肉汁たっぷりのカツに、甘タレ、マヨネーズと完璧組み合わせ。なはずなのに、硬い食感がなんとも…。買ってからスタッフに「ドーナツって言っても、メンチカツをドーナツ型にしているだけなんだけどね」って。早く言えよ〜おじさん!
「Food Nations〜肉フェス〜TOKYO 2015...