「みるハコ」はエンターテイメント業界が注目するカラオケ新サービス LDHとの年間タイアップも発表

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「みるハコ」をご存知だろうか? 通信カラオケのJOYSOUNDの企画・開発を行う株式会社エクシングの新サービスで、芸能、スポーツなど各業界が熱視線を送るエンターテイメントの“新しい場”だと言われている。

最高の映像視聴環境サービス

「みるハコ」とはカラオケルームを従来の歌う場ではなく、エンターテイメントを見るためのプライベート空間として捉え直したサービスだ。ライブビューイング、長編映像、大量のミュージックビデオなどのリッチなコンテンツをゆっくりと楽しむことができるのだ。

カラオケルームは音にこだわったところが多く、また大きな映像モニターを備えているところも多い。そして当然貸し切った個室であるため、周囲を気にせず声をあげて盛り上がることができる。また飲食も自由だし、友人の家での鑑賞会のような気遣いも必要なく、また映画館以上にどこにでもあり身近に訪れることができる。

そういった理想的な環境で、ファン垂涎のコンテンツを楽しめるのが「みるハコ」なのだ。

時代のニーズから生まれたサービス

「みるハコ」以前から、カラオケ業界では、カラオケルームを歌う以外の用途で使うユーザーが一定数いることが調査から判明していた。仕事の打ち合わせ、楽器の練習、女子会やママ会など様々な用途から使われており、カラオケ利用者の42%がカラオケ以外の目的に使ったことが「ある」と回答しているという。

中でもエクシング社が注目したのは、その他の利用目的で2位の「映像視聴」。そこからこの目的に特化して生まれたのが「みるハコ」だ。

また同サービスではライブビューイングにも対応。音楽ライブやスポーツなどの会場に行かずとも、映画館やレストラン、バーといった会場で現場映像を楽しめるというものだが、カラオケルームならより手軽に楽しめる。

筆者も昨年春に、「みるハコ」の前身的なコンテンツとして放映された「プロレス厳選試合集」を観戦している。カラオケならではの大画面、大音量の個室空間で、ミスタープロレス・天龍源一郎氏のコンテンツや、全日本プロレス、プロレスリングNOAH、大日本プロレスなどの試合を見るのは最高の体験だった。

同好の知人たちと飲食しながら、声をあげて選手の名前を呼びながら応援する、周囲の遠慮がない分、かえって会場よりも楽しかったのではないかとすら思えた。

家族連れでもライブ体験

2月9日、JOYSOUND品川港南口店で行われた「みるハコ」体験会に出席した。

この日は沖縄で行なわれていた人気バンドHYの「HY 20th Anniversary RAINBOW TOUR 2019-2020」のライブビューイングを視聴。ルーム内でタブレットを操作することであっという間に視聴できる。そんな簡便さももちろんだが、やはり音質がすばらしく会場にいるような臨場感だ。


またメディアインタビューをうけてくれた幼児のいる家族は、この「みるハコ」を絶賛。

「まだ下の子が1歳未満ですからライブ会場に行くのは無理。でも最寄りのカラオケルームなら思いっきり家族で楽しめます。これはありがたいサービスですね」と語ってくれた。

この家族のように、今まで会場にこられなかった潜在的なファンに“届く”ことから、現在多くのエンターテイメント関係者が注目しているのだ。

LDHを皮切りに、さらに新しいコンテンツが続々と登場していく「みるハコ」。カラオケに行かなくなった人にこそ、エンターテイメントの最新シーンとして生まれ変わったこの空間に、ぜひ足を運んでみていただきたい。

<information>

LDHとのタイアップは、2月19日から3月22日までは、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE。

3月19日から4月19日までは、EXILE、E-girls、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEといった、全5本の過去のライブを全編観ることができる。最新機種「JOYSOUND MAX GO」導入の対象店舗のみ(別途室料)となる。