男性トイレの女性ポスターに非難殺到 凝視する女性たち…に隠された意外な効果とは?


お隣韓国の男性用トイレに“仕掛けられた”あるポスターが話題になっている。下記の写真の通り、小用便器の上に女性たちのポスター写真が貼られているのだ。

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ここでするのは、恥ずかしい…?

これはガンソンヒョン聖公会大教授が、先月24日にインターネット上に投稿した写真で、それによれば韓国のとある名門大学の国際館地下2階の男子トイレだという。

同教授によれば「国際館という場所で、なぜ欧州女性の写真を貼り付けたのか分からないが、非常に嘆かわしい。一体誰の発想なのか?」と叱責。

たしかに女性たちは一様に、男性の尿行為をうかがっているような表情を浮かべており、それをユーモアととらえるか、また不謹慎ととらえるか、ネット上では紛糾している。

ジェンダーやハラスメントの問題であるし、また国際関係施設でヨーロッパ風の女性たちをの写真を使っていることも、デリケートな問題があるだろう。

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トイレはデリケートな場所なのです。

これは「ナッジ」とよばれる、人々がより良い行動を選ぶよう促す心理的誘導のテクニックだとも指摘されている。「ナッジ(nudge)」とは、「ヒジで軽く突く」という意味で、行動科学や行動経済学、マーケティングでもここ数年バズワードになっている。

この場合は女性たちに見られている意識を持たせることで、小用をきれいに行わせる効果を持たせているのではないか、というわけだ。日本のトイレでよく見かける、「いつもキレイに使って頂きありがとうございます」という張り紙や、便器内の丸印(そこに男性が当てようとする心理を利用したもの)などと同様だ。

しかし、今回は男性が赤裸々になってしまう場所で、異性が介在する「ナッジ」ということで、問題になってしまっている。

みなさんなら、これ、アリですかナシですか?

文/関本尚子