大声だす男性ほど性器小さい可能性、ケンブリッジ大研究で判明 声にエネルギーを過剰消費

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吠えるサルほど、小さいそうです。人間もしかり。
吠えるサルほど、小さいそうです。人間もしかり。

やたら大声でしゃべる、怒鳴る、そんな男性たちをはずかしめる、とんでもない研究結果が明らかになった。ケンブリッジ大学の研究者らによれば、そういった男たちほど睾丸が小さい可能性があるのだ。

■声にエネルギーを使い果たした結果

同大学が、けたたましく吠えることで知られる猿「ホエザル」で研究を行った。それによれば大声でなく雄のサルほど、その部分が小さいことが判明したのだ。

ホエザルは吠えることでメスザルへのアピールを行うので、自らの子孫を残すためには、この声が大きければ大きいほどいい。ただし、今回の研究結果で明らかになったのは、その行為に“代償”が伴うということだ。睾丸が収縮するトレードオフが起こるのだ。

声帯を発達させることにエネルギーが使われ、そちらには行かなくなるということらしい。

小さいけど、モテモテってことですよ。
小さいけど、モテモテってことですよ。

■サル以外にもこの理論は適用

研究者らはこれがホエザル以外の多くの種にも適用できることを示唆しており、生物の肉体における意外な相関関係が明らかになったわけだ。もちろんホエザルにも遠からずである、人類に適用できるわけで、そう考えると恐ろしい…。

ただしホエザル界においては多少その部分が小さくとも、異性へのアピール上手でモテモテなわけだから、そんなに気にしなくてもいいのかも?

文/高野景子