コンビニコーヒー原価50円、缶コーヒー原価5円 問われる「缶」の存在意義


※画像はイメージです。
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コンビニ各社が参入し、もはやコンビニの香りともなってしまうほど普及したコンビニコーヒー。店員さんにお代をはらって容器をもらって、自分でいれるあれだ。しかし、コンビニコーヒーが流行してから売上が下がっているのが缶コーヒーだと言われている。

「現在のコンビニコーヒーは、レギュラーサイズで原価が50円と言われており、ありえないクオリティの高さとなっています。一方、缶コーヒーは原価が5円、高くても10円程度です。比べるのも変かもしれませんが」(グルメライター)

とはいえ、コンビニコーヒーは自分で入れる手間もあるし、缶コーヒーはその携帯性や保存性があるので、たしかに原価だけを比較してもしょうがない。

真冬に買って手をあたためるために、カイロがわりにする缶コーヒーもおつなもの。缶コーヒーの“情緒”も見逃してはならないだろう。

とはいえコンビニコーヒーも「街中のコーヒーチェーンよりいい豆を使え」と上から言われて、現場が悩んだすえになんかと商品化までこぎつけたり、コーヒーマシーンの開発も現場が不眠不休でおこなったなどの“ホット”な物語も存在する。

お得感だけだと見逃してしまうそんな“深い味わい”が存在するわけだが、とはいえ原価が5倍〜10倍と聞くとついついコンビニコーヒーを頼んでしまうのが人情かも知れないが。

文/鷹村優


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