ピラニア実は人を襲わない優しい魚? ベネズエラ襲撃事件の真相

※ちなみに食べると美味しいため、ピラニア料理は現地で名物の一つ。
※ちなみに食べると美味しいため、ピラニア料理は現地で名物の一つ。
ロイターの報道によれば、南米のアルゼンチン東部ロサリオ近郊のパラナ川で、25日、遊泳中の人たちが肉食魚の大群に襲われて70人あまりが負傷した。人を襲った魚はピラニアの一種だと言われており、死者は出なかったものの、7歳の少女が小指の一部を食いちぎられるけがをした。

一般的に「アマゾンの人食い魚」として知られているが、実はほとんど人を襲わないというのが実態。それだけに今回は“特殊な場合”だと指摘している。

ピラニアは体長15センチほどで、基本的には臆病な性質の魚。群れることを好み、自分より大きく動くものに対しては、すぐ逃げ出す傾向がある。そのために捕食するのは基本的に自分より小型の生物で、、大型生物の場合は死にかけているものや、死んでいるものを襲う。

ただし、血液臭や水面を叩く音に敏感に反応し、群れ全体が興奮状態となるとパニックに陥ったように生物を襲う場合があり、生態域に近づくことを基本的には推奨されていない。とはいえ、今回は大勢の人が騒いでいる状態で、ピラニアがもっとも逃げるような状況だった。

ちなみに現在、アメリカの映画ダウンロードサイトなどでは、まさに今回の状況とおなじな映画『ピラニア』が上位にランキングしているとか。中には「映画の宣伝では?」なんて声まであるほどだ。

文/編集部

シェア