英スーパー大失態 タブー食品を売ったお詫びにタブーのお酒をプレゼント

ロンドンセントラルモスク

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イギリスにもムスリムはたくさん住んでいるはずなのだが……
イギリスのスーパーが、ムスリムの一家に宗教上食べてはいけないものが入った食品を買わせただけでなく、そのお詫びの品にも、宗教上飲んではいけないものを渡してしまうミスを犯したとdailymailが伝えている。

被害者であるカーンさん一家はある日、スーパーマーケットのモリソンズで、チーズとタマネギをペースト状にした食べ物を購入した。

家に帰り、息子のユースフ君にこれを食べさせたところ彼はその味を嫌がった。そこでよく調べると、この食べ物にはイスラムでは食べることができない、ハラールではない牛肉が含まれていたのだ。

ハラールとは、イスラムで「食べてよい物」のことを指す。牛肉は、定められた方法によって捌いたものでなければハラールとは認められない。

この食べ物は、パッケージにハラールではない牛肉を使っていることが記されていなかった。このため、カーンさんは食べてはいけないものだと知らずに購入してしまったのだ。

このことをカーンさんが店に抗議すると、店のマネージャーは彼らに謝罪。そこまでは良かったのだが、お詫びの品として、ワインやシャンパンなどの酒を差し出してきた。イスラムではお酒は飲んではいけないもの。マネージャーはそれを知らずに薦めてしまったというわけだ。

再び侮辱されたと憤るカーンさん。店側は非礼をわび、再発防止に取り組むことや、さらなるお詫びをどのような形で行うかを話し合っている最中なのだという。

近年の国内ムスリム人口の増加を受け、日本でも食品メーカーや外食産業などで、ハラール認証を得る取り組みが始まっている。思わぬトラブルを引き起こさないためにも、我々も異文化に対する理解を深める必要があるだろう。

引用元:dailymail

※写真はwikipediaより

(文/林田卓夫)