いわし味噌煮の雑草汁 〜自然はおっきなレストラン 雑草クッキング

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雑草汁アイキャッチ
雑草汁
草と魚の香りが食欲をそそる

給料日前で食べるものがない?パソコンの電源を落として散歩に出かけてみよう。路傍に生える草花の中には食べられるものがたくさんある。そんな自然の贈り物の数々をどうぞ召し上がれ! ※雑草愛や収穫の様子はこちらの記事で!

(材料)
いわしの味噌煮           1缶
(味のついた魚の缶詰ならなんでも)
水               200ml(薄味)
雑草(食べられるもの)     好きなだけ

(手順)

雑草を洗う
虫は結構しぶといので入念に
1 摘み取ってきた雑草を流水でよく洗う。

雑草を茹でる
非常の際は水は最低限で。
2 たっぷりのお湯に雑草を投入。しばらく茹でる。雑草を食べなれていない人はアクがきちんと抜けるか不安だろうから、気が済むまでたっぷりと茹でる。

いなばの缶詰
今回はいなばを投入
3 茹でた雑草をお湯から上げ、水に晒しておく。ここで缶詰登場

缶詰を煮る
写真は水200ml
4 缶詰の中身と水を鍋に入れ、弱火で十分に煮込む(早く食べたい時は、一度沸騰させたら火を止めていい)。水200mlはかなり薄味なので、濃い方がいい人は100mlでもいい。ちなみに、水を入れずに缶に直に雑草を投入すると酒のつまみになる。

細かく刻む
執拗に切ろう
5.3の茹でた雑草をよく絞り、細かく刻む。

投入
茹でなくてもいい
6.4に5を載せて出来上がり(草の臭いのムンムンする、野性味あふれる味や臭いにしたい場合は少し煮こむ)

ヨモギの茹で汁から沸き立つさわやかな香りには、リラクゼーション効果も期待できる。非常時にはそうした癒しも大切だ。仮設トイレのそばに置けばニオイもいくらか消えるゾ!

文/編集部