スペインに負けたけど……ウルグアイ・南米王者を育んだ料理とは?


マテ茶
アントニオ猪木が売り出しに失敗した過去も……
ウルグアイ料理って知ってる?

コンフェデレーションズカップ2013のグループリーグB組開幕戦となるスペインVSウルグアイ。サッカー先進地域のヨーロッパ王者とラテンアメリカ王者の両国が激突したため、朝のくそ忙しい時間帯に放送されたにもかかわらず、大いに話題となったようだ。試合はスペインが2-1で勝利。残念ながら負けてしまったウルグアイだが、これを機にウルグアイの食についての理解を深めてみてはいかがだろうか。

やっぱりみんな焼いた肉が好き

ウルグアイ料理でもっとも有名なのは、アサードと呼ばれる焼肉料理だ。牛や羊などの肉をかたまりのまま網の上でじっくり焼く、簡単に言うとバーベキュー。ウルグアイの他、隣国のアルゼンチンなどでも食されている。味付けは塩が一般的らしいが、チミチュリと呼ばれる、パセリやニンニクのみじん切りを油や酢に混ぜて作るソースをかけて食べる場合もある。

このアサードは単なる食事ではなく、それを通じて、家族や親戚、知人たちとの親睦が図られるコミュニケーションの場としても機能しているのだそうだ。ウルグアイのような地球の裏側でも、日本のような接待鍋、接待バーベキューのノリで、接待アサードが繰り広げられているのだろうか。「この肉はまだ火が通ってないんじゃないのか?ホセ君」

こちらがアサード、精力つきそうですね!
こちらがアサード、精力つきそうですね!

マテ茶と、甘味に飢えた俺たちも大満足のデザート

アサードは網焼きなので余分な脂は流れ落ちていくが、それでも脂っこい料理であることに変わりはない。この脂を口から洗い流してくれるのがマテ茶だ。マテ茶は広く南米で飲まれる日常的な飲み物で、日本でいう緑茶、イギリスなら紅茶のような位置づけだ。近年は日本でもペットボトル飲料が発売されるなど、知名度も上がってきているため、ご存知の方も多いだろう。輸入食材の店やネット通販などで茶葉から購入して飲むことをオススメしたい。デザートには、ドルセ・デ・レチェだろう。牛乳と砂糖を煮詰めてドロドロにしたものをクラッカーやパンに塗りつけて食べる。それだけでもものすごい甘味だが、まだ足りないという人はアイスやプリンなどにかける方法も一般的なので、試してみてはいかがだろうか。

食べ過ぎるとサッカー選手になれない

ウルグアイ料理のうち、肉の塊に煮詰めた砂糖など、ハイカロリーなものを紹介してきた。ハイカロリーに見えて実は……なんてうまい話はなく、実際にハイカロリーだ。マテ茶をいくら飲んだところで、食らったカロリーをみすみす排泄してしまうほど我々の体は甘くないので、大半は吸収されていくものと思っていい。ウルグアイのサッカー選手たちは、アサードを食べて良質のタンパク質を摂り強靭かつ俊敏な体を作ったのだろうが、それはたくさんの練習の賜物。明らかに運動をしていない我々のような輩は、いくら食べてもサッカー選手のようにはなれないので注意しよう。

文/品川道夫
※アサード画像はwikipediaより。



野菜不足を補うとかなんとか……


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