火曜日, 7月 1, 2025

マンスリーアーカイブ 1月, 2014

2025年、日本人火星移住を計画した団体マーズワンの正体は?

日本人も参加する2025年スタートの人類火星移住計画、これを推進しているのはオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」だ。この一見無謀とも思える計画を推進する団体、一体どのようなものなのだろうか。 このトップにいるのはBAS Lansdorp氏。03年にトゥウェンテ大学で博士号を取得した発明家であり起業家だ。Lansdorp氏が人類の火星永住計画を発案、技術的な問題よりも、その資金調達の方法を“発明”したことが注目されている。 25年、まずはじめの4人を送り出し、彼が生活するだけの資金で約60億ドル(6000億円)。 この計画の資金は、スポンサーからのものと、リアリティテレビ番組によるもの。後者は火星居住者たちの訓練や、火星での暮らしをテレビ番組のコンテンツビジネス化するというものだ。現在スポンサーは23ほどついており、世界各国の企業、インターネットプロバイダ会社、法律事務所、家電量販店、3Dプリンタの会社など様々だ。 他にも寄付や、この計画の中で生まれた技術の知的所有権なども収益の一つに考えられている。まだまだ寄付は受け付けているので、このテラフォーマーズ計画に参加することも可能だ。 それにしても実際現地に人が住むまではよいのだが、最悪の結果は、途中で資金繰りが悪くなり財団が倒産。そして火星の居住者たちに「すいませんが、あとはよろしく!」となることだろう。 文/編集部

2025年、日本人の火星移住が開始決定か 2度と戻れぬ計画に10人応募

年明けに世界でもっとも話題になっているのが、人類の火星移住計画だ。オランダの民間非営利団体「マーズワン財団」が2025年からの同計画を推進。さる12月30日、移住希望者20数万人のなかから1058人の候補者を選んだと発表している。しかもそこには日本人も10人含まれているという。 しかし1058人の中から移住できるのは、たったの24人。まず25年に4人が移住し、2年ごとに4人ずつ増員していく計画だ。ちなみに一番重要なのが、原則として全員地球には2度と戻れないということだ。それに同意した上での移住となる。 ちなみに募集が多かったのはアメリカ、インド、中国。日本人の募集はかなり少なかったという。2012年に大ヒットした漫画『テラフォーマーズ』は人類の火星移住計画が発端となり、火星で進化したゴキブリと戦うという内容だが、そんな同作の影響もあったのだろうか。 文/編集部
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