牛丼チェーン松屋の「麻婆カレー」(並盛430円)は、四川山椒のしびれとカレーの辛さを融合した、フュージョンメニューとして有名だ。期間限定のため「1年で2回食べられたらラッキー」といわれるほどレアで、カレーファン、辛いものファンなどからも熱い人気をほこる。
■アメリカ人、中国人も絶賛
ついに「麻婆カレー」が2月になって復活! そして喜んでいるのは日本人だけではなく、じつは日本に暮らす外国人も。海外IT企業日本法人のあるアメリカ人社員は
「麻婆カレーの中華とインド料理の融合させた味わいは素晴らしい。東京の有名カリー店などに行きましたが、僕はこの麻婆カレーを評価したい。松屋のオンリーワンというところもポイントです。友人が日本に遊びにきた際、松屋がこれを出していたら、寿司屋よりも前にここに連れていきます(笑)」(アメリカ人 35歳 男性)
■値段の430円も「安い」と評判
また彼と同僚の中国人社員も
「値段もレギュラーサイズで430円と安くて美味しい。そこらのレストランで1000円ぐらいの高いカレーを食べるより、こっちを選びますね。僕は辛いもの得意じゃないんですが、この辛さはちょうどいい。今度四川の友人にも食べさせてみますね」(中国人 29歳 男性)
そんな彼らの間では「松屋の麻婆カレーはグレイト」という評判になっているという。また外国人留学生の多い東京・高田馬場の松屋のスタッフは「日本のお客さんだけではなく、中国韓国タイ人の学生さんにも昨年まで好評でした」とのこと。このカレー、世界中の人の舌をうならせるパワーがあるようだ。
■今年の麻婆カレーはとろっとろの揚げナス入り
今年の麻婆カレーは、揚げなすが入り、昨年のものよりもやや四川麻婆よりとの声もある。けっこうなスパイシーさに、筆者も食べて汗をかいた次第。この刺激的な味が最高に美味かったです! 松屋が麻婆カレー限定で、ミシュラン入りする時代も近かったりして?
文/原田大