インターネットスラングとして定着した感もある便所飯。学校などで一緒に食事をとる相手がいないのを人に見せたくないといった理由での、トイレでの食事行為をさす。精神科医の町沢静夫はこういった恐怖を覚えることにたいして「ランチメイト症候群」と名づけている。
ネットやニュースでも話題になった便所飯だが、最近では海外でも報じられるようになってきた。韓国メディア・東亜日報も「トイレで一人でご飯を食べる大学生」として、今月18日韓国内での便所飯事情を報じている。現地では“便所飯なう”とSNSに写真とともに書き込む学生が増えているという。
それについて、ジョンサンジン西江大社会学科教授の「一人でご飯を食べる姿を他の人と共有することで『私は一人ではない』という慰めとなり、『ご飯は食堂で大勢で食べるべき』という固定観念を打ち破ることから快感を得る行為”というコメントを報じている。
ちなみに日本でも“便所飯をしている”といったSNSの書き込みも多いが、写真付きはいささか少ない印象も?
文/編集部