昨年一斉リニューアルを遂げた鈴木栄光堂の「ひとりじめスイーツ」。頑張った自分へのご褒美にぴったりな贅沢さが人気を呼び、SNSでも話題となった人気のチョコレート商品だ。このシリーズから春夏限定商品として、『ひとりじめスイーツ マーブリングチョコレート チョコミント / シトラスチョコレート 贅沢レモン』が発売している。今回は一体どんな贅沢な時間を与えてくれるのだろうか。さっそく確かめてみよう。
すっきりとした清涼感が暖かい時期にぴったり。
昨年夏ごろ、コンビニやスーパーの棚にびっしりと置かれたチョコミント味やレモン味の商品。チョコレートはもちろん、アイス、クッキー、ドリンクなどさまざまな形式でその勢力を拡大し続けた、大流行の双璧フレーバーだ。
どちらもほどよく甘く、それでいてすっきりとした味わいが特長で、春や夏にぴったりな商品。そのため、季節限定商品として発売されたものが多く、現在は落ち着きを取り戻している。しかし、もはや季節の定番フレーバーともいえる商品だけあって、今年も再び登場することは間違いないだろう。
そして、いち早くこれらの人気フレーバーを発売するのが、キャンディやチョコレートなどを手掛ける株式会社鈴木栄光堂(岐阜県大垣市)だ。昨年大幅リニューアルを行い、前年比150%の売上を記録した「ひとりじめスイーツ」シリーズから、『ひとりじめスイーツ マーブリングチョコレート チョコミント / シトラスチョコレート 贅沢レモン』(60g・希望小売価格 税抜300円・期間限定発売中)が発売される。
『ひとりじめスイーツ マーブリングチョコレート チョコミント』
この春「ひとりじめスイーツ」に新たに仲間入りした『ひとりじめスイーツ マーブリングチョコレート チョコミント』。明るいミントグリーンのストライプが可愛いオシャレなデザインだ。
ホワイトチョコレートベースのミント風味のチョコと、ビターチョコの2種類がマーブル模様になってチョコチップが混ぜ込まれている。チョコミントの商品の中でも、2種のチョコを使っているのは珍しい。
リチャック式の封を開けると、スーッとしたミントの香りが鼻を刺激する。
この爽やかさが歯磨き粉を連想させるという人も多いが、記者はあまり気にならないほう。強弱はあれど、爽やかなミントの中にチョコの甘い香りと味わいがあるから美味しいと感じるからだ。チョコの味がなく、ミントごり押しだとさすがにどうなの? とは思うが。
そういう観点だと、この商品はミント感強めのチョコ感中くらい。一口噛むと、ミントのひんやりとした爽快感が口いっぱいに広がり、次第にチョコの甘さがブレンドされていく。チョコチップの甘味が一気に広がり、強いミント感をほどよい快感に変えてくれる。
食べ終わった後もミントの爽快感が程よく残っており、呼吸をするとスースーとするほど。チョコの甘ったるさもなく、見事なバランスに仕上がっている。
ペアリングの飲み物には、シャンパンや甘さ控えめの炭酸ドリンクなどがよく合いそうだ。
『ひとりじめスイーツ シトラスチョコレート 贅沢レモン』
『ひとりじめスイーツシトラスチョコレート 贅沢レモン』は、昨年新登場した新味。同年3月に「瀬戸内ブランド」に認定された商品で、原材料に瀬戸内レモンパウダーが使用されているのが特徴だ。
記者は以前も食べたことがあるが、雑味のない爽やかな酸味と苦味が美味しいチョコレートだ。
今年は再販という立ち位置。大きな変更などは特にないようだ。ただし、再販だからといって新鮮味が無いわけではない。「ひとりじめスイーツ」の最大の特徴は割れチョコレートという点。
一枚の大きな板チョコを、わざと不揃いな形状のチョコレートに割ることで、口に入れた時の味わいが大きく変わる。原材料や配合は同じだが、昨年とは違う楽しみ方ができるというわけだ。
フランボワーズのレモンとは違うキュッとした酸味のアクセントがきいていて、食べていて飽きない贅沢なチョコレートといえるだろう。
こちらもシャンパンなどの炭酸系のお酒と併せて食べるのがおすすめ。
爽やかなミントか酸味のきいたレモンか。お好みはどっち?
季節限定の商品だが、記者としてはレギュラー化してほしいくらいの出来栄え。どちらもすっきり感のある味わいだが、スーッとした爽やかさが好きなら『ひとりじめスイーツ マーブリングチョコレート チョコミント』、キュッとした酸味としっかりとした甘味が好きなら『ひとりじめスイーツ シトラスチョコレート 贅沢レモン』がおすすめだ。
どハマりする人続出の「ひとりじめスイーツ」。限定品もあり、いろんな味が出ているが、店頭ではなかなか出会えない人気商品なので、探している人は迷わず手に取ったほうがいい。
全国のスーパー、一部コンビニ、オンラインショップで発売中。