吐く白い息や雪を連想させるからなど、理由はどうでもいい。チョコレートは黒いよりも白い方が魅力的と感じるホワイトチョコファンにとってうれしい季節が冬。各社から普段の黒が白になって続々登場するのはうれしい。”チョコレートは明治”からもこうして『アーモンドチョコホワイトベール/マカダミアチョコホワイトベール』が登場した。
とろけつつもカリッとナッティー。そして後から追いかけてくる強力ミルキー。この白チョコ2製品は心までとろかす気なのか!?
昨年よりは発売開始した冬季限定のナッツ入りホワイトチョコ、明治『アーモンドチョコホワイトベール/マカダミアチョコホワイトベール』(59g/9粒入・実勢価格 税込238円・冬季限定発売)。”チョコレートは明治”を代表するロングセラーの人気ブランド「アーモンドチョコレート」「マカダミアチョコレート」シリーズからスピンアウトした冬季だけのお楽しみ。チョコは黒より白派の記者としては、喜び勇んで今年も食べてみた。
『アーモンドチョコホワイトベール』
カリッとしたアーモンドの食感と、チョコレートの甘みのハーモニーで、鉄板の組み合わせと言われるアーモンドチョコ。それをホワイト化した製品。ところがよくよく見ると、アーモンドとホワイトチョコの隙間に少しだけ黒系(茶色)チョコが入っている。
これはミルクチョコレート。ホワイトチョコだけでは心もとないと感じたのか、ほんのちょっとだけ存在する。うーん、ホワイトチョコもなめられたものだと思いつつも、「ホワイトベール」という名称はここから来ているのかと納得。かなり分厚いベールだけれども。
食べるとカリッと感がビシッと来る。丸ごとのアーモンド入りだからこそできる、このナッツ感。それでいて濃厚なミルクの味わいも感じることができるので、全体を通してはやはりアーモンドホワイトチョコと認定したい。
陰で支えるミルクチョコも良い仕事をしていると思うが、あまり認めたくはない…。
『マカダミアチョコホワイトベール』
こっちは通年商品だったらリピし続けるだろう王道マカダミアチョコのホワイト化。それまでハワイ土産としか認識のなかったマカダミアナッツを、日本という土地に定着させた功績が偉大な「マカダミアチョコレート」の白である。
ホワイトチョコレートに関しては、アーモンドよりもマイルドな歯ごたえのマカダミアナッツの方がよく合うと思う。まあこれもまた、薄茶色のミルクチョコレートをホワイトのベールで包んだものなわけだけれども。
それでも何でも美味しいものは美味しい。しかも黒バージョンよりも後味のミルキー感は明らかに優っている。悔しいけれどこちらもまた良い仕事をしている。でも表面は白いので、ホワイトチョコならではの美味しさと言い切りたい。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで冬季限定で可能だ。