飲むカレーや飲む羊羹など飲む○○が流行った昨今、追従するかのように発売されたのが今回検証する『CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース』だ。メロンとあるがウォーターメロンはスイカのこと。シャクシャクといった食感なしの果汁100%のスイカジュース、味のイメージができるようなできないような…… 早速飲んでみよう。
スイカとレモンの組み合わせが抜群! スイカでしか味わえない爽快感をお手軽に楽しめる
HARUNA株式会社(東京都中央区)から『CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース』(180ml・希望小売価格 税込138円・2018年5月29日発売)が発売中。
スイカと言えば夏の風物詩。1玉を切り分けて家族総出で食べる家族団らんの食べものとしても重宝されている。BBQなどの太陽の眩しい日差しの下で食べるのも乙なものだ。
しかし、スイカを食べるのがあまり好きではないと言う人がいるのも事実。
その原因の1つがタネだ。ガブリとかぶりついてジューシーさを味わいたいのにタネが邪魔だからチマチマと食べざるを得ない。結局スイカを食べる爽快感を失ってしまう。
さらにもう1つ食べ終わった後の処理も悩みの原因。夏場にはすぐに異臭を放ってしまう悩みのタネだ。
これらを解決するのが、いつでもどこでもスイカの味を楽しめる『CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース』。そもそもスイカの水分量は89.6%と果実類の中でもTOPクラスでジュースにもぴったり。
主な原材料は、スイカとレモンのみ。砂糖はもちろん、香料・着色料不使用の果汁100%。そもそもスイカには適度な糖分とミネラルがあるため入れる必要はない。美容や夏バテにも嬉しい栄養素がたっぷりだ。
気になるのはむしろレモン。スイカに塩は良く聞くが、レモンとは一体どういうことだろうか。
フルーツ王国タイではスイカジュースの事を「テンモーパン」と呼び、いたるところで販売されているらしい。そのレシピはスイカと冷水をベースにお好みで蜜、砂糖、レモン、塩などをブレンドしているとのこと。つまり、『CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース』は「テンモーパン」の数あるレシピの中の1つのカタチということだ。
実はこのスイカとレモンを掛けあわせる食べ方はイタリアの定番でもある。甘味を引き出すという目的は同じだが、あちらでは酸味のあるレモンを使用するらしい。ただ『CHABAA 果汁100% ウォーターメロンジュース』とイタリアに関連性があるわけではなさそうだ。
飲んでみると正直これは美味しい。スイカをそのままジュースにしているのがよく分かる。さっぱりとした甘味、爽快感、後味全てを感じることができる。デメリットとすれば、ほんのりとした青臭さまで残っていること。この匂いが苦手な人にはおすすめできない。
レモンの効果か甘味の主張が強い気もする。好みの範疇だろうが、少しだけとろっとしていてスイカの水水しさが物足りない。
カロリーは180ml換算で約59.4kcal、糖質は約14.9gと多め。飲み過ぎには注意が必要だ。
全国のスーパー、コンビニ、ネットショップで発売中。