「あれ、デスクにわさび ? 」
オフィスの机上に置いてあったら、その意外性に思わず目を止めてしまうこちらのアイテムは、この春発売された『わさびいろマーカー』と、『しょうがいろマーカー』に『ねり梅いろマーカー』。もちろん冷蔵庫に入れる必要のないバラエティグッズ感溢れる筆記具だが、肝心のマーカーとしての使い心地はどうなのか ? さっそく記者がチェックしてみた。
パッケージにもこだわったチューブ型マーカーのお味(?)は3種類
株式会社ジオ/giodesign(東京都多摩市)の『わさびいろマーカー/しょうがいろマーカー/ねり梅いろマーカー』(全3種類・希望小売価格 税抜各450円・発売中)は、本物のチューブ入り香辛料と見間違えてしまうような、こだわりのデザインが特徴だ。気になる色というか、お味(?)の種類は、わさび(グリーン)・しょうが(イエロー)・ねり梅(ピンク)の3種類。それぞれの香辛料のモチーフを活かしつつ、蛍光マーカーの定番3色がしっかりそろっているのがうれしいところ。
こだわりはパッケージにも。それぞれが本物のチューブ入り香辛料のように紙箱に入った状態で販売されている。
箱の側面を見てみると「本着色」のラベルや食品表示風の文章など、細部まで手を抜かないデザインがより香辛料らしさを引き立てている。試し書きしようと記者がテーブルの上にこのマーカーを置いていたところ、「あれ、そのわさびどうしたの ? 」と家族が尋ねてきた。大人が騙されるレベルでリアルにチューブ入り香辛料を再現しているこの商品。ドッキリアイテムとしても使うことができそうだ。
『わさびいろマーカー』肝心の描き味は ?
とは言うものの、「マーカー」を名乗るからには気になるのがやっぱり描き味。今回はメインカラーである「わさびいろ」で試し書きをしてみる。
紙箱から取り出すと、表れたのはチューブ型のペン本体。プラスチックのボディに、パッケージ風ラベルフィルムが巻き付けられている部分にも、チューブわさびらしさへのこだわりを感じる。
ふたを開けると、マーカーのインク部分が飛び出す。軽く力を入れてふたをひねる必要があるので、インクが手につきやすく、少し注意が必要だ。
実際に紙の上でマーカーを走らせてみる。チューブ型の本体が手にしっかりフィットして、思いの外なめらかな書き味に驚いた。鮮やかな発色で、マーカー(蛍光ペン)としての使用感もバッチリだ。
『しょうがいろマーカー』の描き味は ?
生しょうが(イエロー)を謳う『しょうがいろマーカー』は薄付きで、文字の上からラインを引いてもはっきり見える。
『ねり梅いろマーカー』の柔らかな発色
ねり梅(ピンク)はパッケージよりもやわらかい色合いで日常的に使うことができそうだ。
『わさびいろマーカー』『しょうがいろマーカー』『ねり梅いろマーカー』は、美味しさを連想させる蛍光ペン。ちょっとしたギフトにぴったり
描き味も抜群な『わさびいろマーカー』『しょうがいろマーカー』『ねり梅いろマーカー』は、これでイラストや文字を書いたりというよりも、日本人にとっては”蛍光ペン”の名称でおなじみの使い方にぴったり。全体的に淡い色合いの蛍光色なのも頷ける。
結婚式の二次会の景品や、帰省時の親戚の子どもへのお土産など、ちょっとしたギフトにぴったりの商品だ。チューブ入り香辛料と同じサイズ感なのでペンケースにしまうのには向かないが、デスクに立てておけば会話のきっかけになること間違いなしだろう。
入手は公式オンラインショップなどで可能だ。