性動画を多く見る男性、リアルの女性とはできなくなる、研究者らが調査 深刻化すれば映像にのみ興奮する事態も

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“大人向け”の動画を頻繁に観る男性は、妻や彼女などのリアルな女性に対して、興奮しなくってしまう危険性があることが、研究者らの調査により判明した。だが一方で女性の場合は、問題が少ないことも明らかになっている。

米国泌尿器学会・第112回年次学術会議で発表されたこの研究は、男性と女性のそういった動画の視聴習慣についてのもの。研究者らは20〜40歳の女性について視聴習慣についてアンケートを行い、また同じ年齢層の男性312人にも同様の質問調査をした。

その結果、女性については別段の問題がなかったのだが、男性については大きな問題があったというわけだ。男性がそういった映像を頻繁に視聴していることと、性的機能不全の間には密接な相関関係があったからだ。

頻繁にそういった動画を観ることで、リアルなパートナーに対しては“男性の欲情装置が機能しない”という、危機的状況が生まれてしまい、さらにそれが進むと(そんな被験者のうち4%は)、リアルな女性といとなむよりも、そういった映像を観ている自己処理する方がいいと回答している。

そういった動画を観すぎることは、愛を育み継続することの、障害になってしまう場合も。

この恐るべき研究のチーフである泌尿器科医のマシュー・クリストマン博士は、「この年齢集団ですと肉体的原因による“不能”はあまりありません。むしろそういった視聴習慣により、“不能”は説明されるでしょう」と語っている。要するに“まだまだ若いのにそうなのは、そういうものの見過ぎ”ということだ。

またニューヨーク大学のジョセフ・フルカール博士は、そういった動画を観ることで、そういう作品みたいなことができるという非現実的な妄想を抱く一方、自分には無理なのではないかという自信喪失を引き起こす可能性があると指摘。

“あんなこといいな、できたらいいな、うへへ♪”と思う一方で、“やっぱ俺にはそんなラッキー一生ないな…”と、思ってしまうというわけだ。その分裂的な感情は、精神衛生上もよろしくない。

アメリカでは、こういった動画の依存症は大きな問題として、社会的にも関心が高まっており、2011年には「NoFap」という、その手の動画の依存症の人々をサポートする、オンラインコミュニティも発足。現在会員数は10万人を超えると言われている。

“不全”に見舞われ、パートナーとの間に不和が生まれている皆さん、自分の習慣を見直してみてはどうでしょう?

文/関本尚子